2014年11月29日土曜日

サンクスギビングのパーティーメニュー

今年のサンクスギビング (感謝祭) も終わってしまい、いよいよお次はクリスマスですね。
27日に我が家でサンクスギビングのパーティーを行いました。  総勢15名、ちょうど良い感じの人数でした。
アメリカ式に、気取らず一皿にど~んと盛り付けてしまうので、紙皿に紙ナプキンのカジュアルディナーです。

サンクスギビングと言えば、やはりターキー! 今年ももちろん義弟の係です。
ターキーはかなり大きいので (今年のは1羽が11ポンド、約5キロ) 早めに解凍しておき、1羽はオーブンで、1羽は外のグリルで調理しました。

ネック、レバー、心臓、砂肝、恐ろしげなものも一緒に入って売られています。 (゚ロ゚;)
こういうのは、見た目も感触も私は苦手・・・何でもちゃちゃっと手早くやってくれる義弟におまかせよ~♪
これらは、グレービーソースなどに加えると良い味を出してくれるので、ポイと捨ててはいけないのです。


スタッフィング (ドレッシングとも言う) も義弟が作ってくれ、本当に助かります。
セロリや人参、玉ねぎなどたっぷりの野菜、スタッフィング用として売られている角切りの乾燥パンを使います。

かなり大量のバターやセージなどのハーブ類で味付けし、とてもおいしいのです。
(カロリーはすごく高そう・・・)
スタッフィングと言っても、ターキーのお腹の中に詰めて焼くわけではなく、別に作っていました。

ターキーにつきもののクランベリーソースは、缶詰などではなく夫の手作り。
オレンジとの組み合わせが、カラフルでいい感じね~


人口着色料ではなく自然の色に限りますが、 「カラフル」 というのは食欲を誘う大事なポイントですね。
栄養のバランスも、断然良くなりますし。
私も今回は、カラフルなサラダを作ることにしました。

この写真は、切っただけの状態。 コールスローみたいですが、かけるドレッシングが違います。
マヨネーズベースでなく、アップルサイダービネガーをベースにしたものを、直前にかけて混ぜ合わせます。
全部包丁で千切りにしたと言うと、ここでは驚かれます。 いやあ、それほどでも・・・ (=´▽`)ゞ

カラフルでシャキシャキ、酸っぱさと甘さのバランスが絶妙!となかなか好評でした。
レシピは最後に載せますね♪


定番になった、スイートポテトのキャセロール。 甘くてデザートみたいなところが好まれます。
(中がオレンジ色の芋は、本当はヤム芋だという説もありますが、こちらの人はあまり区別していないみたい。)

これもそろそろ、レシピを日本語で公開することにしましょう。


下の義妹の定番、私たちは少しふざけてこれを 「ザ・サラダ」 と呼んでいます。
サラダと言うと野菜を使ったものを連想しますが、ミネソタでは果物などをインスタントゼリーの素で固めたものも、サラダの類のようです。
そうすると、もう少し健康に良さそうな気がしてくるのが不思議。

私のスイートポテトキャセロールとトッピングが似ていて、上から見ただけでは区別がつかないほど。
でも、中身はいちごのゼリーです。


市販のものの100倍はおいしい、友人の手作りレフサは、バターとブラウンシュガーで。
  *追記*  レフサについての説明と作り方は、こちらです。


今年の新人、ちょっぴりアンティーク風のワインバケットワインクーラー?) です。
ディスカウント店でふと目が合って、衝動買い。

外側に France と書いてあるのに、実は Made in India でした。。。
男性陣はみな飲兵衛なので、アルコール類も差し入れが多かったです。



持ち寄りのごちそうがいっぱい。 皆さんありがとう! さ~て、どれから取ろうかな?


お次はどれにしようかな? 真剣な表情です。 目移りしちゃうよね。


ワイルドライスやグリーンサラダ、マッシュポテトも! みんな欲張って、お皿いっぱい。
真ん中のかたまりが、スタッフィングです。


デザートは、友人の手作りキャロットケーキアップルパイ。 どちらもスマイルしています♪
キャロットケーキの飾りは、ひとつひとつがターキーの形なのです。


感謝祭って秋のイメージなので、テーブルクロスや紙ナプキンも紅葉した葉っぱの模様だったりするのですが、ミネソタではもうすっかり冬景色。 ちょっとギャップがありすぎますね。 まあいいか・・・
午後2時頃に集まり、夜までみんなで大騒ぎして、楽しかったです。


翌日は、まだ残り物もいっぱい。 ターキースープも加えて、またみんなでいただきました。
骨についたターキーの肉を、みみっちくむしり取るのがなかなか大変。
残ったガラでスープをとり、刻み野菜、さっきの肉、パスタを加えたものが、大鍋いっぱいにできました。

もう少しまともに形の残った肉は、ハムの代わりにサンドイッチに使っても、もちろんおいしいです♪
ターキーって、やっぱりでかいな・・・!


今回作った料理のレシピです。

カラフルサラダ with ビネグレットソース

材料 
  キャベツまたはレタス (千切り)  1カップ  (アメリカサイズのカップ、約240cc)
  紫キャベツ  (千切り) 2カップ
  人参  (千切り) 1カップ
  りんご  (千切り) 1カップ
  グリーンオニオン (小口切り)  3本
  オプション: 刻んだシラントロ  少々

 【ビネグレットソース
  サラダオイル  (今回はカノーラオイル使用)  大さじ2
  蜂蜜  大さじ2
  アップルサイダービネガー  大さじ2
  ライムの絞り汁  大さじ1
  塩、ブラックペッパー、カイエンペッパー  適宜
 
作り方
 1) 切った野菜をサラダボウルに入れる。 (シラントロはお好みで)
 2) りんごは色が変わってしまうので、直前に加える。
 3) ビネグレットソースの材料を、別のボウルでよく混ぜる。
 4) テーブルに出す直前に、サラダにビネグレットソースを加え、全体をよく混ぜ合わせる。

*今回は2倍の量で作り、シラントロは、苦手な方もいるので省きました。

スイートポテトキャセロール

材料 
  スイートポテト  4-1/2カップ  (中サイズ5~6本分) 
  溶かしバター  1/2カップ
  エバミルクまたは生クリーム  1/3カップ
  バニラエッセンス  小さじ1/2
  あればメープルシロップ  少々
  卵  2個
  シナモン  小さじ1
  ナツメグ  小さじ1/2
  塩  小さじ1/2
  
 【トッピング
  ブラウンシュガー (日本では三温糖)  1カップ
  小麦粉 (All purpose flour または薄力粉)  1/2カップ
  バター  1/3カップ
  刻みピーカンナッツ  1カップ
 
作り方
 1) スイートポテトは皮をむいて厚さ3センチ位の輪切りにし、柔らかくなるまでゆでる。
   ザルにあけ水をきって、マッシャーでつぶす。
 2) ボウルに塩までの材料を入れて混ぜ合わせ、9×13インチ (約23×33センチ) の型に平らに広げる。
 3) 別のボウルにブラウンシュガーと小麦粉を混ぜ、冷えたバターをドレッジなどで刻むように混ぜ合わせる。
   そぼろ状になったら、ピーカンナッツも加えて混ぜ、スイートポテトの上に広げる。
 4) 予熱しておいた350度 (175℃) のオーブンで、25分焼く。

*元のレシピでも売り場でも、またこの辺の人たちも、中がオレンジ色の芋をスイートポテトと呼んでいます。
 スイートポテトなのかヤム芋なのか、ネットで調べても全く反対の意見が載っていて、一体どちらが正しいの?
 調べているうちに、ますます混乱してきちゃった・・・ 地域差もあるのかもしれませんね。 
 ここでは、スイートポテトだということにしておきますね。 (どなたか、違いをちゃんと教えて~)

 日本のさつま芋がホクホクなのに対し、アメリカのスイートポテトはべちゃっとしています。
 この料理には、スイートポテトのほうが合うのかなと思います。 かぼちゃで作ってもおいしいかも!?


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2014年11月25日火曜日

繊細な模様のマーブルクッキー

今週はサンクスギビングのパーティーがあるので、明日から娘が来ることになりました。
ふと思いついて、夕食の後にクッキー作りに挑戦。
生地を冷やしてから切って焼く、アイスボックスクッキーのひとつです。 型抜きしなくてすむ分、楽ですね。

実は1週間前にも焼いたマーブルクッキー・・・ストライプに毛が生えた程度のマーブルになってしまったので、今日はリベンジです。

おおっ、今日はこの前より繊細なマーブルとなりました! なかなかいい感じじゃない?


前回焼いたのはこれ・・・こっちのほうが好きという方もいらっしゃるかもしれないので、一応載せておきます。


バニラとココアの生地を同量作って、大体6等分して重ね合わせたところ。


それぞれの山を手に取り、ムニュムニュしたり、ひねってみたり・・・
あまりやり過ぎると、ただの薄い茶色のかたまりになってしまうでしょうから、加減が難しいな。


ありゃ、こうして写真で見るとあまり美しくないですね。

それを直径4センチ位の棒状にまとめて、ラップで包み、冷蔵庫で冷やしておきます。


しっかり冷やしてから約8ミリ幅にスライスして、天板に並べたところ。
切る度に、どんな模様が出てくるかドキドキ!


混ぜ過ぎた感じの部分、混ぜ足りなかった部分、いろんな表情が現われました。 もう少し修行が必要かな?
ココア生地を、バニラ生地より少なめにしたほうがいいのかもしれませんね。

でも、サクサクでとてもおいしくできました。 ほんの少し加えたコーヒーの香りが効いています。
やはり手作りのものは、一番安心していただけます。

娘よ、喜べ~♪ おいしいクッキーが待ってるよ~


このマーブルクッキーは、小黒きみえさんのレシピです。 生地も扱いやすく、気に入っています。
この本に出ているクッキーは、他にもおすすめがいっぱい!


マーブル模様にする部分は、前回の反省を元に少しアレンジ・・・
それから、1枚だけ食べても満足感を得られるように、厚さ7ミリのところを8ミリにしました。 微妙な差ですが。
3ミリぐらいの極薄にしても繊細さが増すかもね。

ココア生地を使っているので、焼き色がわかりにくいかも。 こげないようにご注意!
マーブルが面倒な方は、ただ重ねてストライプにしたり、チェックにしたり、応用してみてくださいね。


マーブルクッキー (約42個分) 

材料 
  バター  140g  
  グラニュー糖  90g
  バニラオイル  少々
  卵  1個
  塩  少々
  A 薄力粉 (アメリカでは All purpose flour でOK)  100g
    ベーキングパウダー  小さじ1/4
  B 薄力粉  90g
    ベーキングパウダー  小さじ1/4
    無糖ココア  10g
  インスタントコーヒー (粉末)  小さじ1
  牛乳  小さじ1
  グラニュー糖 (仕上げ用)  適量
  
作り方
 1) バターを柔らかくし、グラニュー糖、バニラオイル、塩を加え混ぜる。
 2) ほぐした卵を3回に分けて加え、均一になるまで混ぜる。
 3) 2) を半分に分ける。 片方に、材料Aを一度にふるい入れて混ぜ合わせる。
 4) 残りの生地に牛乳で溶いたインスタントコーヒーを加え混ぜ、材料Bを合わせてふるい入れ、同様に混ぜる。
 5) 3) 4) を別々にラップに包んで、冷蔵庫で30分以上休ませる。
 6) それぞれを大体同じ大きさになるように6等分。 色が互い違いになるように重ねて、3つの山を作る。
 7) それぞれの山の生地を、マーブル模様になるように意識して少し混ぜ合わせる。
 8) 生地全体を2等分にし、直径4センチの円筒形を2本作る。
 9) それぞれラップで包み、冷蔵庫で1時間以上冷やす。 
   グラニュー糖をまわりにつけて厚さ8ミリにスライスし、オーブンペーパーを敷いた天板に間をあけて並べる。
 10) 175℃に予熱しておいたオーブンで12~13分焼く。 


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2014年11月17日月曜日

ミネソタは本当に 「アメリカの冷蔵庫」 と呼ばれているの?

10月が例年になく穏やかだったのに、先週からやけに寒いこと。。。
雪も積もりました~!! 
家の前の湖も全面的に凍りました~っ!!!
ついでにブログも、やけ気味に早々と模様替え!

気温が低いので、思い切り晴天でも雪が解ける気配は全くありません・・・


11月1日のブログの写真と比べてみてね。

今週の天気予報です。 11月からこんなだと、1月や2月はどうなってしまうのかしら。  (o´д`o)=3


ところで、ミネソタについて紹介する日本のサイトには、必ずと言っていいほど
「ミネソタはアメリカの冷蔵庫と呼ばれている」 と書いてありますね。
テレビ番組でも、そう言っていたなあ。

ウィキペディアを見ると 「ミネソタ州」 のページの 「気候」 の部分に、 “「アメリカの冷蔵庫」 との異名がある”  と記載されているせいだと思います。

このフレーズを見たら、絶対飛びつきますよね。
私もこのブログの中で、自虐ネタ (?) として何度もくり返していますもの。
日本に帰った時にも、友だちにさんざん言いふらしてしまいました。


でも、ふと疑問を感じたのです。  「アメリカの冷蔵庫」 って、英語では何と言うのかしら。
日本版は、英語版 Wikipedia の "Minnesota" をほとんど忠実に訳しているのに、この 「アメリカの冷蔵庫」 にあたる部分を、元サイトに見つけることはできませんでした。

Refrigerator of USA とか、 fridge of the States とか、それらしいフレーズを Minnesota とペアでググってみても、本当の冷蔵庫のことしかヒットしません。

夫をはじめ、周りの人に聞いてみたら、 「ああ、きっとそれは "Icebox of the Nation" のことだよ」 ですって。
ミネソタ州全体ではなくて、インターナショナルフォールズ International Falls というカナダとの国境にごく近い町のことを指すのだそうです。

そこで International Falls についての英語版 Wikipedia を調べてみたところ、見つけましたよ~♪

International Falls has the nickname "Icebox of the Nation"  と、ちゃんと書いてあります。
昔の冷蔵庫は氷の塊を使って冷やしていたため、今でも 「アイスボックス」 は 「冷蔵庫」 を意味するのだそう。 (文字通り 「冷凍庫」 を意味する場合もあるそうです。)

家の物置で、 (ご先祖様の?) 古い冷蔵庫を発見!
上の部分に氷の塊を入れ、解けた水はパイプを伝わって下の受け皿に溜まる仕組みです。


ウィキペディア 「ミネソタ州」 のページの 「気候」 の部分でも、インターナショナルフォールズのとんでもない寒さについて、少し触れてはいるのです。
翻訳した方は、 「アメリカの冷蔵庫」 と呼ばれていることをここに付け加えるつもりだったのに、うっかり違う箇所に書いてしまったのかな?


"Icebox of the Nation"商標登録されているということも、今回初めて知りました。

インターナショナルフォールズでは、以前から自分たちの町のことを 「国の冷蔵庫 Icebox of the Nation  と呼んでいたそうです。
ところが、コロラド州のフレイザー Fraser という小さな町でも、自分たちの町こそが 「国の冷蔵庫」 だと主張。

1986年にインターナショナルフォールズがフレイザーに2,000ドル支払うことで合意した後、フレイザーはおとなしくなり、めでたく解決したはずだったのですが・・・

1996年に、インターナショナルフォールズはうっかり更新をし忘れてしまったそう。
フレイザーは、やったぜ!とばかりに、また商標登録にチャレンジ。

画像は NEWS.com より

インターナショナルフォールズも、ここであっさり引き下がるわけにはいきません。
俺たちのほうが、お前らよりずっと前からこの呼び名を使っているんだぞ!と証拠写真まで提出して、法廷で何年も争った結果・・・

インターナショナルフォールズの勝利が認められ、2008年1月29日、米国特許商標庁によって正式に商標登録を認可されたのだそうです。

しかも、そのわずか数日後に、インターナショナルフォールズでは気温マイナス40度という記録を更新したそうです。 よかったね (???)
華氏摂氏の換算は面倒ですが、マイナス40度でめでたく一致・・・
どちらで表しても同じで、とにかくとんでもない寒さです。


恐ろしいことに、インターナショナルフォールズは家からほんの95マイル (約153キロ) の距離。
車を飛ばせば1時間40分ぐらい。 ハイウェイ1本で行けちゃうので、こちらの感覚では 「ご近所」 のうちです。

どうりで、この辺も寒いはずだ。。。

冬のインターナショナルフォールズがどんな様子かは、YouTube の映像をご覧ください。
これによると、気温が氷点下になる日が年に200日近くあるそうです。 ブルブル :;(∩´﹏`∩);:



そんなわけで、 「ミネソタはアメリカの冷蔵庫と呼ばれている」  という話を私もおもしろがって流していたことを、ここに懺悔いたします。 m(._.)m


とは言え、ここはインターナショナルフォールズに近いために、皆さん Icebox of the Nation のことが真っ先に頭に浮かぶのかもしれません。

「ミネソタはアメリカの冷蔵庫」 について、その出どころ、英語では実はこう言うなど、他の説をご存知の方は、ぜひコメント欄にご記入くださいね。


このフレーズとセットで流されることの多い、 
そして、アメリカの冷凍庫と呼ばれているのはアラスカだ」 についても、怪しいと思い始めたら信用できなくなっちゃった。
ミネソタンに尋ねても、えっ、そうなの?という感じ。

多分、国務長官ウィリアム・スワード William H. Seward が1867年に、ロシアからアラスカの土地を720万ドルで買うという交渉をまとめた時に、 「あ~あ、でっかい冷凍庫 (冷蔵庫?) 買っちゃったね」 と批判されたという話が元なのでは?

"Seward's folly (スワードの愚行)" とか " Seward's icebox (スワードのアイスボックス)" とバカにされたそう。 ここでもアイスボックスは、冷凍庫、冷蔵庫、どちらにもとれます。

その後、アラスカには金だの石油だのがたくさん眠っていることがわかりました。
二束三文で売ってしまったロシアは、地団駄踏んで悔しがったことでしょうね。


教訓 : 「ネット上に飛び交う情報を、よく調べもせずに無責任に拡散してはいけません」
    「人に土地を売る時は、思わぬお宝が眠っていないか、掘り起こして確認してからにしましょう」


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2014年11月10日月曜日

不安要素がいっぱい・・・

色々な意味で、不安を抱えたまま迎えた昨日のコンサート、何とか無事に終わりました。 (*´ο`*)=3

コンサートの目玉は、私たちの指揮者の就任10年目を祝って作曲を委託したフルート曲。
"Breathless" というタイトルです。

今回が世界初演 (world premiere) でしたので、ラジオなどでも盛んに宣伝していた様子です。

ジュリアード音楽院の教授でもあり、アカデミー賞にノミネートされたこともあるフルートの巨匠 Carol Wincenc さんを、ソリストとしてニューヨークからお招きしました。
3年前にも共演したことがある方です。

作曲をお願いしたのは、ボストン在住の Tod Machover さん。
マサチューセッツ州ケンブリッジの MIT メデイアラボで、音楽とメディアの教授をなさっています。

数々の栄えある賞にも輝き、革新的な音楽技術を紹介してヨー・ヨー・マプリンスの新生面を開いたことでも知られている、才能豊かな方だそう。



ところが、この楽譜がなかなか出来上がらず、ようやく私たちが受け取ったのは10月半ば。
ハラハラドキドキのスタートでした。 (;゚∇゚)/

さっそく練習を開始しようと楽譜を見ると、典型的な現代音楽 contemporary music で、調性がなく、拍も摩訶不思議なもの。
4/4、3/4、2/4拍子はお馴染みですが、ところどころにいきなり3/8、5/8拍子が入ります。

これはまあOKとしても、7/16 (1小節の中に16分音符が7つ分) や11/16などという未経験の拍子がランダムに挿入されているのを見ると、一体どういうこと?と頭をかきむしりたくなります
こういう部分って、どうやって指揮するんだろう。。。

自分のパートだけを見ても、全体像はさっぱりつかめません。
何しろ世界初演ですから、 YouTube などに載っているわけもなく、拍が不規則なのでメトロノームも全く役に立ちません。

個人個人がひたすら集中し、頭の中でよ~~く数えながら演奏して慣れるしか方法がありませんでした。
「11/16は、3/4拍子マイナス16分音符ひとつ分ってこと?」 というように、数学的頭脳も必要になってきます。


ただでさえリハーサル日数が少ないのに、先々週は指揮者が体調を崩してキャンセルになってしまいました。
この曲を初めてみんなで合わせたのは、何と本番5日前! 綱渡り状態の危うさです。

そして本番前日のリハーサル、今度はコンサートマスターが体調不良で欠席でした。
ヴァイオリンのソロパートもあるので、もし彼女が出られなかったら大変です。

その日は私のパートナーも片頭痛に苦しんでいたし、私も風邪っぽくてぼうっとしていました。
おまけに雪まで降り出して、何だか呪われているみたいな???

本番の昨日は、道路が凍っていてツルツルでした。
車の運転も、歩道を歩くのも、みんなソロソロとです。 コンサート直前に怪我でもしたら大変ですもの!


不安要素の多いコンサートでしたが、指揮者もコンサートマスターも気力で体調不良を乗り切りました。
指揮者、ソリスト、団員が最大の集中力を発揮して気持ちを合わせ、超難解な現代音楽を見事にまとめることができたと思います♪

フルートのキャロルさんは、ふくよかな音、切れ味の良い音から、尺八に独特の 「ムラ息」 のような音まで、様々な色合いを自由自在に表現できる魔術師です。
さすが一流のソリスト!の演奏でした。


バックに一緒に流れた電子音パートにも、尺八の音が入っていて、ちょっと武満徹チックな世界。
ホラー映画のBGMっぽくもあります。 お客様はどう感じたのかな??


こういった斬新な現代音楽が好きか?と聞かれたら、う~ん・・・と考えてしまいます。
演奏していても、楽しいというよりは、楽譜どおりにこなせたぜ~ぃ!という自己満足感のほうが大きかったかな。

次の展開が全く見えず、演奏する私たちも、聴いているお客様も、一体どこに連れて行かれるのだろうと不安な気持ちになるタイプの音楽です。
こういうのを作曲する人の頭の中って、どうなっているのかしら。 ヽ(~~~ )ノ ?


今回のコンサート前半で演奏したベートーヴェン「エグモント序曲」チャイコフスキーバレー組曲 「くるみ割り人形」 とは、何もかもが正反対。

これらは典型的な古典で、お約束に則って作られていますから、こう来たら、次はああだろう・・・と予想がつきますし、メロディーを歌うこともできて、とても安心感があるのです。



クラシック音楽の古めかしい規則に縛られた 「枠」 を取り払ってしまうことが、現代音楽の出発点でした。
確かにマーラーあたりで、交響曲にも全ての要素が出尽くしてしまった感じで、人々が何か新しいものを求めたのは当然だったのかもしれません。

でも正直言って、ちょっと違う方向に行きすぎてしまったのでは?という気がします。
現代音楽は、聴いていても何調なのか何拍子なのかがわからないし、楽譜を見ても頭の中でその音を鳴らしてみることが困難です。

この 「先行きのわからなさ」 こそが、現代音楽の醍醐味なのでしょうが、そこに 「美」 を見い出すことができるのは、かなりの通か、かなりのひねくれ者? (おっと、失礼・・・)

とても斬新な試みであることは認めるし、クラシック音楽の伝統的な 「型」 をすっかり壊してしまった点では大成功なのでしょう。

けれども、このジャンルの音楽って、これから一体どこに向かっていくのでしょうね。
ますます、一般人にはついていけない世界に行ってしまうのでしょうか。
「現代」 はすぐに 「現代」 ではなくなってしまうしね~

音楽の三要素 「メロディー」 「リズム」 「ハーモニー」 をことごとく無視し、わざと難解に無秩序に作っているのでは?と疑ってしまう現代音楽。
ひたすら不協和音の連続で、気持ち良くはなれない・・・偏屈で気難しいおっさんみたいで、仲良くするのはむずかしいなあ。

長所をあげるとすれば、同じ時代を生きている人が作った曲を、一緒にその場で作り上げていけるという点なのかな? (今回も、作曲者自らがリハーサルに立ち会い、かなり変更がありました・・・)

それに、いつもの5倍位は集中して演奏することになるので、ボケ防止にも大きな効果があるに違いありません。
集中しすぎて、何だかやたらと疲れましたけれどね。

チャイコフスキー「くるみ割り人形」 に、とてもほっとしたコンサートでした。(多分、聴いていたお客様も・・・?)
特に最後の 「花のワルツ」 の優雅なハープソロなんて、うっとりと聴き惚れてしまいます。

ハープは、見た目も非常に美しい楽器です 


やっぱり、古臭いと言われても、典型的なクラシック音楽が一番好きだな~♪


昨日演奏した Breathless には、初期の宇宙の混沌と、そこに射しこんでくる光みたいな、哲学的なものも感じました。 イメージが自由に膨らんでいく曲であることは確かです。

何だかんだと否定的なことも書いてしまいましたが、現代音楽にすっかり背を向けてしまわずに、これからも少しずつお付き合いを続けてみるつもりです。
いつの日か、思い切りハマってしまうかも!?


★11月9日のコンサートのプログラム★

     Overture to Egmont Op. 84 エグモント序曲  (Ludwig van Beethoven)
       
     The Nutcracker suite Op. 71a バレエ音楽 「くるみ割り人形」 (Peter Ilyich Tchaikovsky)
       Miniature Overture 小序曲
       March 行進曲
       Dance of the Sugar Plum Fairy 金平糖の精の踊り
       Russian Dance (Trepak) ロシアの踊り (トレパック)
       Arabian Dance アラビアの踊り
       Chinese Dance 中国の踊り
       Dance of the Reed Flutes 葦笛の踊り
       Waltz of the Flowers 花のワルツ

        INTERMISSION

     Breathless (Tod Machover)



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2014年11月1日土曜日

自家製 チャイティーミックス

寒くなってくると、身も心も温まる飲み物がうれしいですね。

夫も私も大好きなチャイティーは、家でガンガン飲みたい!
ティーバッグを牛乳で煮出して甘みとスパイスを加えたり、色々やってみましたが、何だか納得できない味でした。

ある日、義妹が自分でミックスしたというチャイティー用のパウダーを持ってきてくれました。
熱湯に溶かせばいいだけ・・・さっそく試したら、これがとてもおいしかった~ ´⌣`*
レシピを聞き、それ以来いつも自分で作っています。


材料は以下のもの。 全てパウダー状、顆粒状です。


これをみんな大きなボウルに入れて、


フードプロセッサーなどで、均一に細かくすれば出来上がり。
家には電動のコーヒーミルが2個あるので、ひとつをチャイ専用にしています。


これだけ作っておくと、しばらくの間楽しめます♪


「チャイ飲む?」 と聞くと 「オネチャイシマス」 、 「どうぞ」 と出すと 「イラッチャイマセ」 、慌てて飲んでちょっとこぼすと 「ゴメンナチャイ」。
極端に乏しい日本語ボキャブラリーを駆使して、夫のおやじギャグがさく裂します。。。


庭の木は全て葉っぱを落とし、そこらじゅうが落ち葉でいっぱいになっていました。
毎年10月は、手作業での落ち葉かきにあけくれる時期だったのですが・・・

今年はゴルフ場の整備の仕事をしている親戚が、専用のブロワーを使ってあっという間に吹き飛ばしてくれました。


すごい威力!! 私が半日がかりでやっていた量なんて、ほんの数十分でした。。。
この時期、庭がこんなにすっきりしているのは初めてです♪

チャーリー、来年からもよろしくねっ!



自家製 チャイティーミックス Chai Tea Mix

材料 
  スキムミルク   1カップ (90g)
  コーヒークリーマー (Coffee Mate など)  1カップ (120g) 
  フレンチバニラフレーバーのコーヒークリーマー  1カップ (150g)
  グラニュー糖  2カップ弱 (400g)
  無糖のインスタントアイスティー  1-1/2カップ (45g
  ジンジャー  小さじ2 
  シナモン 小さじ2 
  クローブ  小さじ1
  カルダモン  小さじ1

  
作り方
 1) 大きなボウルに全ての材料を入れる。
 2) 少量ずつ、フードプロセッサー、ブレンダー、コーヒーミルなどで均一に細かくする。
 3) 熱湯を注いだカップに、大さじ2ぐらい (お好みで) のチャイティーミックスを入れてかき混ぜる。
 
*カップはアメリカのサイズですので、概数をグラムでも表記しました。
*砂糖の量はオリジナルより減らしましたが、これでも甘すぎるかも??


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