2014/06/29

記録的な大雨のミネソタ

今年の6月のミネソタは、本当に雨が多かったこと!
日本では梅雨の時期なのでめずらしくないですが、ミネソタでは6月でももっとカラッとしているのが普通なのになあ・・・

ツインシティー(ミネアポリス&セントポール)での6月の総降水量は、何と1874年以来のとんでもない数値だそう。 (6月25日付けのニュースより)
今年はじめの記録的寒波に続き、今月は記録的降水量。 異常気象が続く2014年です。

ミシシッピ川が氾濫して水没している、セントポールのハリエットアイランドという公園の遊具。
これでは、お子さんたちは遊べませんね。。。

Photo by Jim Mone

世界的に有名な(笑)あのミシシッピ川の源流、実は家から車で1時間ほどの所にあるのが、ちょっと自慢です。
アイタスカ州立公園 Itasca State Park 内のアイタスカ湖が、その水源と見なされています。 

アメリカ中央部の10州を通り、はるばると3,770キロ(全長)の距離を約90日かかってメキシコ湾まで流れるのですって。(延長は5,971キロです。)
そのミシシッピ川をはじめ、あちこちの川が悪さをしているようで、洪水の被害が多く出ています。

ミネソタ州だけでなく、隣接するサウスダコタ州、アイオワ州やウィスコンシン州などでも同じような状況。
洪水による農作物の被害が心配されています。

幸いこの辺の地域は今のところ大丈夫ですが、度重なる豪雨のせいで、家の前の湖の水位も今まで見たことないほどの高さ・・・せっかく設置したドックが、水没してしまいました。


湖を隔てた向かい側では、今週からサマーキャンプ開始で賑やかです!

向かいの土地は、夫が日本で教師をしていた頃の同僚と息子さんたちが所有。 毎年キャンプを主催しています。
日本やブラジルからのお子さんたちも参加していますが、このひどい雨と雷にびびっているかも。。。


雨上がりには、こんな見事な虹が見えることがありますし、


雨に濡れたミネソタ州の州花レディーススリッパ Lady's slipper も美しいですが・・・


舗装されていない私道は、度々の大雨のせいでぐちゃぐちゃ。
スーパーなどに買物に行くと、駐車場で一番泥だらけなのが家の車なので、本当にみつけやすいこと! (;´д`)

マダニも、多分いつもの年より多いのでは・・・?
芝刈りしても、雨で勢いづいてまたすぐに伸びてしまいます。

地震や津波の心配はありませんが、洪水竜巻が恐ろしいのがミネソタです。
天災に襲われる可能性ゼロという地域は、世界のどこを探してもないのかもしれませんね。


我が家の外階段の下に作られた巣で、17日ほど前に生まれた雛たち(その時の写真はこちら)、3日前に見たらこんなにしっかり成長していてびっくり!


10日前はまだこんな様子だったのに、小鳥の成長は何て早いこと!


巣が狭くなったために他の兄弟の上に乗っかっている子もいて、夫と思わず笑ってしまった・・・
でも昨日、写真を撮ろうとカメラを構えた途端に、5羽全部があっという間にバタバタと飛んで行ってしまいました。

予行演習は、ちゃんとしていたのかしら。 それとも驚きのあまり予定より早く巣立ってしまったのかしら。
何だか申し訳ないことをしてしまった。 この激しい雨の中、あの子たちはどうしているのだろうかと気になります。


おまけ 雨が続くので、久しぶりにドビュッシー「版画」第3曲の「雨の庭」を練習中です。
     
     YouTube で模範演奏を探していたら、10歳(動画アップ当時)の男の子のを発見♪
     高尾奏之介くんという、1995年生まれのピアニストです。
     (現在は、作編曲家としても活躍中)

     すごいなあ・・・指がもつれて、私はこんなに速くスラスラは弾けません。
       

     でも絶対無理!と思った曲が、下手なりにも段々弾けるようになってくるのがうれしい♪
     庭仕事ができない雨の日のお楽しみです。

2014/06/23

美味♪ クレープディング

とても久しぶりに、クレープディングというお菓子を作ってみました。
これは、若い頃にほんの短期間バイトしていた神谷町のカフェで人気だったものです。

ミルクレープの一種と言えばわかりやすいかな?
ネーミングの通り、クレーププディングが一体となったお菓子なのです♪
詳しいレシピは、最後にまとめて載せます。

ありゃ~、取り出し方がヘタで表面がボコボコ (;´д`)

まずはクレープの生地作り。 しばらく生地を休ませてから、クレープ専用のフライパンで焼きました。
(店では、クレープ用の特別な機械で、毎日大量生産していたようです。 )


カラメルソースも、プリン種も、クレープを焼きながら同時進行で用意しました。
段取りを考えるのに頭を使うので、こういう作業は老化防止になるかな?


余談ですが、ミネソタに引越してきたばかりの頃、カラメルソース作りで失敗してしまったことがあります。
カラメルソースなんて、子供でも作れると侮っていました。 ずっと失敗知らずだったので、ちょっとショックでした。

砂糖に水少々を加えて火にかけると、段々焦げ色がついてきて、あのおいしそうな香りが漂ってくるのが普通。
でもその時は全く茶褐色にならず、水分だけが蒸発して、砂糖が結晶化し始めてしまいました。。。

敗因は何だったのかしら?

日本でお菓子作りによく使うのは上白糖。 アメリカの店では上白糖らしきものを見かけないのでグラニュー糖。 
砂糖の純度が違うのがひとつの原因かも、と思いました。

それから鍋・・・後片付けが簡単と期待して、焦げ付かないテフロン加工のものを使ったからかな?
「焦げ付かない」 というのが、カラメルソース作りでは逆に災いするのかも。

もうひとつ思い当たること・・・カララメルソースを作る時に、鍋は軽く揺する程度でかき混ぜたりしないほうが良いと聞いていましたが、その時はあせって木じゃくしで思い切り混ぜちゃった!
それがますます裏目に出たのでしょうね。 結晶化が始まると、もう後戻りは不可能なようです。

あきらめて厚手のステンレス鍋で最初からやり直したところ、グラニュー糖でもちゃんとできました。 
砂糖が原因ではなかったようです。 グラニュー糖よ、犯人扱いしてごめん。。。
この経験を生かし、その鍋を カラメルソース専用鍋」 に認定しました♪

実は火加減も大事らしい。 カラメルソースって、意外と奥が深いのね。
今まであまり気にせずに作っていたけれど、火が弱すぎると先に水分だけが蒸発し、うまくいかないようです。


話が脱線してしまいました・・・クレープディングの作り方の続きです。
丸いケーキ型の底に、出来上がったカラメルソースを流し込みます。

う~んと年季の入ったケーキ型

それから、間にプリン種を流し込みながらクレープを重ねていき、オーブンで湯せん焼きに。
今回はボウルに熱湯を入れて使いましたが、天板のほうが安定していて良いと思います。


十分に冷やしてからひっくり返してみると・・・
一番最初の写真のように、表面が何だか汚くなってしまった。。。

カラメルソースもあふれてきちゃった。 焦げ色も濃度も、少し足りなかったかな。
まっ、いいか。


ところがこの後、さらにとんでもない事態に!!

食べやすい大きさのピースに切るために、丸いまな板の上に移そうとしたら、手が滑ってキッチンカウンターの上にべしゃっと・・・
考えられない大失敗に、しばし茫然。 L(・o・;)」

不幸中の幸いでカウンターはきれいでしたし、クレープのおかげで、何とか原形をとどめていました。
プリン部分の損失はあったものの、クレープ面を上にすると何事もなかったように (?) ごまかせた。 (*^^)v
バイトしていた店でも、カラメルソース側ではなく、こちらの面を上にして売っていたと思います。

この状態で、友人の家への手土産にしました。 反省点は多いものの、まずまずの出来上がり。


プリンクレープの食感が混ざり合った所にカラメルソースがからみ、この辺に住む方たちにとっては未知のおいしさだったようで、とても喜んでもらえました。
肝心の断面の写真を撮り忘れてしまいましたが、層になっていてきれいなのです。


バイトしていたカフェでは、5種類ほどのクレープ菓子を作って売っていました。

売れ残りはその日のうちに処分・・・っていうか、捨てるくらいならと従業員にくださる寛大なお店でした。
食品衛生法がどうのこうのとか大騒ぎせず、ゆるくて良い時代でしたね~

ラズベリー・スフレレアチーズ・クレープなど、どれもとてもおいしくて、売れ残るのが楽しみでした。
(えへへ、ごめんなさい。)

太っ腹が災いしたのか、手間暇かかりすぎて毎日作るのが大変だったのか、ほんの数年で閉店になってしまったのが残念。。。
まさか今になって、ミネソタの田舎であの味をひそかに再現する奴がいるなんてね。
お店の方が聞いたら、びっくりするだろうな。


クレープディングのレシピです。
お店のオリジナルのレシピに部分的に手を加え、さらに詳しい説明を付けてみました。

クレープディング (直径21cmのケーキ型1台分)

材料  

【クレープ】  
  薄力粉  80g
  砂糖  20~30g
  卵  2個
  牛乳  200cc
  塩  少々
  溶かしバター  30g

【カラメルソース
  砂糖  60g 
  水  大さじ2
  熱湯  大さじ2

【プリン種】
  牛乳  500cc
  砂糖  80g
  卵  3個
  卵黄  1個分
  生クリーム  100cc
  バニラエッセンス  少々
 
 
作り方

【クレープ】 
 1) ボウルに薄力粉、砂糖、塩をふるい入れ、卵も加えて泡立て器で軽く混ぜる。
   牛乳を少しずつ加え、溶かしバターも入れて全体をよく混ぜ、しばらく寝かせておく。
 2) 直径20cmのフライパンに最初だけ薄くサラダ油を塗り、弱めの中火にかける。
   お玉7分目ほどのクレープ生地を入れて、薄く全体に広げて焼く。
 3) 裏返して反対側も少し (20~30秒?) 焼き、皿に取る。 9~10枚できるはず。

【カラメルソース】
 1) 小鍋に砂糖と水大さじ2を入れて、やや強めの中火にかける。
 2) 泡が立って少し色づいてきたら、時々鍋を軽く揺する。
 3) 焦げ色がつき始めるとあっという間。 注意しながら加熱を続ける。
 4) 予熱でも焦げるので、好みの色になる直前で火からおろしてシンクに移し、熱湯を一気に加える。
   派手な音と共に蒸気が出てはねるので、火傷に注意!
 5) もう一度弱火にかけ、全体が均一に混ざるようにする。
 6) 直径21cmの底の抜けない丸いケーキ型に、すぐに流し込む。

【プリン種
 1) 中鍋に牛乳と砂糖を入れ、人肌まで温めて砂糖を溶かす。
 2) ボウルに全卵と卵黄を入れ、なるべく泡立たないように注意しながらしっかりと溶く。
    これを1) に加える。
 3) 生クリームとバニラエッセンスも加えて混ぜる。

【仕上げ】
 1) カラメルソースを流しておいたケーキ型に、お玉1~1.5杯のプリン種を流し、クレープ1枚を敷く。
 2) プリン種、クレープの順に重ね、1番上はクレープになるようにする。
 3) 180℃に予熱したオーブンで、湯せんで30~40分焼く。
 4) 型に入れたまま粗熱をとってから、冷蔵庫で冷やす。
 5) 竹串かナイフで型の側面の内側を1周させ、皿を上にかぶせてひっくり返して取り出す。 



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2014/06/18

子供の頃から持ち続けた夢

私が生まれて初めてアメリカを旅したのは、もう35年も前のことです。
今のように気軽に海外旅行できる時代ではありませんでしたから、飛行機に乗るのも初めてでドキドキでした。

その時の旅の仲間の1人、友人Mさんから、久しぶりに連絡をいただきました。
懐かしいわ~
一緒に学校に通っていた頃のあれこれや旅行中の出来事が、次々と胸に浮かんできました。

大学で同じ専攻だった4人で、卒業旅行と称してカリフォルニアハワイを訪れたのですが、みんな英語は全くダメでしたっけ。。。 (´・ω・`)

あの時はもちろん、誰も思ってもみませんでした。
将来私がアメリカ人と結婚して移住するだろうとか、Mさんの息子さんが映画制作について学ぶためにカリフォルニアの大学に通うだろうなんて!
でも、あの時にひそかに種が蒔かれていたのかもしれないな・・・人生って不思議。


Mさんの息子さんである Koji Yamamoto (山本康士) さん、アメリカで監督とスタッフの両方を経験しながら、多くの映画やミュージックビデオの制作にかかわり、現在は母国日本に戻って活躍中だそう。

幼い頃から大好きだった映画を、自分でも作りたい・・・そんな大きな夢をちゃんと叶えるって、本当に素敵だこと♪


そして今は、 Brenna von Kleist さんという日本在住のアメリカ女性と共に、彼女が主演する Visions というショートフィルムを制作中だそうです。
彼女は魅力的な歌声の歌手でもあり、ピアノを弾いてご自身で作曲もするという多才な方なのですって。



このショートフィルムで描かれるのは、こんな世界です。

不治の病を得たある若い女性の心には、現実を超越した不思議なヴィジョンが常々浮かぶようになりました。
死期が近づくにつれ、ヴィジョンと現実との境界線は薄れてきて、そして・・・?

見た方が、生と死について新しい側面から考察する機会になるようなものを目指しているのだそう。

以上3つの画像は、Visions の紹介サイトより

永遠の謎である、「人が死ぬ瞬間には何が起こるのか」 への答を垣間見ることができるような作品になるのかな?
出来上がりが楽しみです。

昨年、康士さんの監督によって制作された、 Brenna von Kleist さんのミュージックビデオはこちら。
Promises of Pretty Things というタイトルです。



さて、ここで皆様にお願いです。 m(_ _)m

良質の映像作品を完成させるためには、多くの資金が必要ですので、皆様からの寄付金を募集中です。
ご協力いただいた金額に応じて、様々な特典があるそうですよ♪

ドルで振り込むようになっているので、特にアメリカにお住まいの方、ぜひぜひご協力よろしくお願いいたします。
または、知り合いの方々 (特に映像に関心のある方) に、このサイトをご紹介いただければありがたいです。

詳しくは、 Visions についての紹介サイトをご覧くださいね。
康士さんの始めた映像制作会社 Coast Vision Productions のサイトものぞいてみてください。

ハリウッドクオリティの映像制作の実現・・・大きな志を持って頑張っている友人の息子さんのために、盛大なご支援をお願いいたします♪



おまけ 康士さんのお父様 (つまり友人Mさんのご主人) は、フランスで修業したパティシエです。
       茅ヶ崎と鎌倉で、イル・ド・ショコラ ILE DU CHOCOLAT という店を経営していらっしゃいます。
       康士さんが制作した、お父様のお店の宣伝用の動画もみつけたので、一緒にご紹介しちゃいますね♪


       ここのお菓子は、天然素材だけを使って自然の味わいと色合いを大切にしています。
       繊細で上品で本当においしいの。 (๑╹ڡ╹๑)
       芸術品のようなお菓子、この辺では決して売っていないので懐かしいな。。。



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2014/06/11

赤ちゃんがいっぱい♪

庭に、カナダグース  Canada goose の家族が頻繁にやってきます。
日本みたいに、公園デビューで知り合って仲良くなった親子連れかしら?
2家族が、いつも一緒に行動しています。

2週間ほど前に見た時は、黄色っぽくてフワフワだったベイビーたち・・・


この頃、親と同じような色になってきて、食欲も旺盛です。


常に辺りを警戒し、幼鳥たちを見守る親鳥たち。 白頭ワシ Bald eagleHawk も近くをウロウロしているから、うんと気をつけてね。


かわいらしくて見飽きないのですが、庭にたくさんの落し物をしていくのが悩みの種。
「トイレはこちら」 って看板立てておこうかな・・・


そして、我が家の階段の下の小鳥の巣でも、卵から雛が孵りました♪
ちょっと寝ぼすけで、まだ卵の中の子もいるようですが。。。

あまりにホワホワで、写真に撮りづらいな。
でも、ちゃんと目やくちばしや足がわかりますね。 成長が楽しみです。

カナダグースは、一夫一婦制で生涯添い遂げるそうで、いつもつがいで子育てしていますが、この小鳥はシングルマザーみたい。
お母さん、色々と大変だけれどがんばれ~



そして、そして・・・

近所に住む親戚、 TerraCharlie の赤ちゃんが、7日の夜に生まれました!!
夫と共に、今日会いに行ってきました。 生まれてからまだ4日とは思えないほど、しっかりしているでしょう?
とってもかわいいベイビーです♪♪♪


急に行くことになったので、急いで (でも、心をこめて) 作った手みやげのクマドレーヌ
色白のや色黒の、色々できた!


時間があったら、このように焼きたかったのだけれど・・・


画像は浅井商店のサイトより。 レシピはこちら

お産の後に1週間は入院する日本と違って、2日後にはもう退院。 アメリカの女性はタフです。

ママも赤ちゃんもすこぶる元気で、問題なく自然分娩だったそう。
予定日は6日でしたから、わずか1日過ぎただけ。

まだお腹の中にいる時から、3Dの超音波写真でお顔もはっきり見せてもらっていたため、何だか初めて会った気がしませんでした。
Terra のブログに、写真が載っています。)

パパはもちろん、両方のおばあちゃんたちもお産に立ち会い、生まれた時はみんな感激の涙、涙、だったとのこと。
新米ママとパパは、やる気十分・・・きっとすばらしい両親になることでしょう。

赤ちゃんを見ると、みんな自然に笑顔になってしまうのは、どこの国でも同じ。
周りの人たちのたくさんの愛を受けて、すくすくと育ってね♪



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2014/06/08

我が家のせいで近隣一帯が停電に・・・

一週間以上続いた悶える (?) ほどの暑さがウソみたいに、20℃ちょっとの過ごしやすい日々です。
ミネソタはやっぱりこれでなくちゃ!

この前ブヨに噛まれた翌日は、顔が腫れてしまって人には見せられない状態でしたが、おかげ様でその次の日には、言わなければわからないほどに回復しました。
ああ良かった♪

蚊もいつもの年より多そうだし、毛虫 も出没し始めました。10年に1度位のサイクルで大発生する forest tent caterpillar という毛虫です。
そして例の森林ダニマダニの一種) wood tick もウヨウヨと・・・

美しいミネソタの夏、虫が全然いなかったらどんなに楽かしら。
でも、それでは生態系のバランスが崩れてしまいますね。


北国を代表する香り豊かな美しい花、ライラック Lilac は、残念ながらもう盛りを過ぎてしまいました。
少し前、咲き始めた頃の写真です。


この前ご紹介したクラブアップルも、咲き始めたと思ったらあっという間に散っちゃった。
何だか桜より儚い感じ? 花吹雪は、同じようにきれいでしたが。

そして小鳥の巣の卵は、薄茶色から白っぽく変化してきて、割れ目のようなものが見えています。
雛が孵る日が近いに違いありません。 こんにちは!と出てくるところ、見たいな~


周りを警戒しながらじっと卵を温め続ける母鳥の姿が、いじらしいこと!
近づくとバタバタと逃げ出します。 写真を撮る時、邪魔してしまってごめんね。
小鳥の名前はわかりません。 目立たない地味な色です。


お次にご紹介するのは、友人に分けてもらった、ブリーディングハート Bleeding heart という名のプランツです。

直訳すると 「血を流している心臓」 !?
ちょっと恐ろしげな名前ですが、スピリチュアルな面で見ると、心の痛みを解放する力を持つ花なのかも・・・
日本では、ケマンソウ (華鬘草) とかタイツリソウ (鯛釣草) とも呼ばれます。

日当たりの良すぎる場所は苦手だそうですので、半日陰になる北東に植えたところ、小さいながらもすぐに花を咲かせ始めました♪
花のひとつひとつがプチサイズのハート型で、かわいらしいのです ♥♥♥


もっとしっかり大きな株となって、毎年増えてくれるといいな♪


さて、今日の本題です。

とても風の強かった数日前の夕方、この辺一帯がいきなり停電になってしまいました。 ( ̄□ ̄;)
大雨も降り始め、何だかドキドキ。

電気がないと、本当に何もできないのを実感です・・・井戸水を汲み上げる器具も使えないので、水も止まってしまいます。
固定電話も使えなくなるため、携帯の充電をし忘れていると大変!
普段は何気なく使っている電気、もっと感謝して使わなくてはいけませんね。

停電は、1時間15分位続いたかな?
夜10時近くまで何となく明るい時期なので助かりましたが、フリーザーと冷蔵庫の中身が心配になってきました。

電力会社の作業車がやって来て、家の前ですぐにUターンしていったと思ったら、間もなく電気が開通してホッ・・・
翌日チェックしたところ、強風のため家の私道に倒れた白樺が、電線に引っ掛かった様子でした。


アメリカでは、日本とは比べ物にならないほど電線の地中化が進んでいて、地下にすっきりと埋設されている所が多いのですが、こんな辺鄙な地域は別です。

実は一昨年頃、事故を防ぐために電力会社によって電線周りの木がだいぶ切られてしまい、悲しい思いをしました。
夫が子供だった頃に祖父と一緒に植えた、懐かしい思い出の木もあったのでね。
それでもやっぱり、接触事故が起こってしまったのは残念!

何はともあれ、大雨とひどい風の中、直しにきていただけてとてもありがたかったです。
停電が何時間も続かなくて良かったこと。
天災だから仕方ないけれど、近隣の皆様にはご迷惑をかけてしまいました。。。



おまけ 日本に住む妹からのプレゼントのティーバッグを使って、庭仕事の後にほっこりとティータイム。
       腕みたいな部分が、カップに引っかかるようになっています。
       こんなキュートなティーバッグを売っているのは、多分日本だけよね。


       かわいいものには本当に癒されます。 ごちそうさま♪



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