2015年2月22日日曜日

ネコの日にゃのだ!

日本で2月22日は、ネコの日だそう。
2が3つ並ぶので、ニャンニャンニャンというわけね。

3歳になった我が家のキキ、最近少しデブってきた・・・


日本では、超絶寝顔「絶世の美猫」 セツちゃん が話題になっているようです。
起きている時と寝ている時の顔、同一人物 (笑) には絶対見えない!


にゃはは!!
キキはここまでひどくないけれど、時々目が半開きのままで固まって、化けネコになっていることがあります。

怖いよっ。。。


キキは、娘が最初に飼い始めたのですが、諸事情により私たち夫婦の元で預かっている子。
ですから、キキに対してはおじいちゃん&おばあちゃん気分なのです。

娘が時々持ってきてくれるネコグッズも、数がどんどん増えてきました。

箱の上のお皿にコインを乗せると、中からネコが出てきて前足で箱の中に落とす仕組みの貯金箱
Stealing Coin Cat Piggy Bank という名で、アメリカでも買えます。


キキはビビってちら見するだけですが、普通はこうなるらしい。 (動画の子は、キキではありません。)
戦っているのか、助け出そうとしているのか・・・?


以下は、年末年始にかけて日本に帰っていた娘が持ってきてくれたものです。

まずは、イヤホンのコードに必死でしがみつくネコさん。 癒されるわ~ん♪

アイラブキャット にゃんこ イヤホン クリップ にゃピタ / サバシロ
下のは、同じシリーズのにゃんこ型イヤホンジャックカバーです。
スマホのイヤホンジャックに差し込み、ホコリ侵入を防ぐものですって!

話題になったのは数年前らしいので、日本に住んでいらっしゃる方にとっては、今さらって感じなのかな。
仲良しふたごの、後ろ姿もラブリ~


ねこむらおたこさんの 「誰か作ってください」 というツイッターでのつぶやきから、わずか一時間弱で商品化が決定した・・・という代物だそうです。

ぶらさがりバージョンのほうを、さっそく私のなんちゃってスマホに使用中。
よく見るとちっちゃなタマタマ肉球までちゃんと描かれていて、芸が細かい♪


他にも、「ごめん寝」 「失われた野生」 「ブラウン管の思ひ出」 などの仲間がいるそう。
これで、アイラブキャットって読むのね!? 一瞬、エロキャットに見えるのですが・・・


注) 家に来た子たちは幸い正規品ですが、粗悪な偽造品も出回っているようですので、ご注意くださいね。


お次は、ネコの汁椀茶碗セット。 かわいすぎてなかなか使えない・・・


娘が自分のために買ったのは、ネコの土鍋です。 写真を送ってくれました!


きっと、料理も食事も楽しくなるわね♪


ネコ雑貨に囲まれて幸せなのは私で、キキ自身が一番気に入っているのは、このシンプルなスプリング
すぐにどこかになくなってしまうのが、困りものです・・・


長いこと、自分はネコより犬のほうが好きだと思っていました。
実家で犬は飼っていましたが、今までネコを飼ったことは一度もありませんでしたし・・・

でもキキが家に来てから、夫も私もすっかりにゃんこ好きに変身♪ わんこも大好きですけれどね。
よく考えてみれば、私自身の性格も、どちらかというと犬よりはネコに近いかもしれないな。

あなたはどちらですか?
  ⇒ ついに解明!? ネコ派とイヌ派の性格の違い-米 飼い主調査より


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2015年2月21日土曜日

カリフォルニアロールの講習会

近くに住む友人夫婦に頼まれ、彼らの家でカリフォルニアロールの講習会を行いました。
私たち夫婦も含めて、総勢12名です。

アメリカで買えるカリフォルニア米の中では一番おいしいと評判の田牧米ゴールドと、去年の11月に買い換えたばかりの炊飯器を持参しました。

日本から持ってきたIH炊飯器 (21年間も使用!) がついに壊れてしまったため、こちらのアマゾンでオーダーした象印の圧力IH炊飯ジャー ( Zojirushi NP-NVC10 Induction Heating Pressure Rice Cooker & Warmer という機種) を使っています。

新しい炊飯器はアメリカ仕様ですので、変圧器なしでおいしくお米が炊けます。
これは、最強の組み合わせかな!?


スイッチを入れてお米が炊き上がるのを待つ間に、友人夫婦に手伝ってもらいながら、色々と準備です。
寿司用のマグロの赤身も、スーパーで売っています。 (残念ながら、トロはないですが・・・)


Sushi & Sashimi 用とラベルに書いてあるキッコーマン醤油、わさび、米酢、海苔、ガリ、巻きす、しゃもじ、それに田牧米よりグレードは落ちますが Sushi rice と書いてあるお米・・・こんな田舎町でも何でも手に入るのは、何てありがたいのでしょう。
その気になれば、誰でも家で巻き寿司を作ることができます。

他にアボカド、エビ、カニカマ、クリームチーズも、具として用意。
お上品なサイズに仕上げるため、海苔は半分の大きさにしました。

参考にさせていただいたレシピはこちら ⇒ Cpicon カリフォルニアロール by ochikeron

寿司飯用の合わせ酢は、米5合に対して米酢大さじ6、グラニュー糖 (上白糖はないので) 大さじ2、塩小さじ2。
甘みは控え目です。

夫は張り切って、日本酒と升、日本の写真集、日の丸の旗まで持って行きました!
うちわで扇ぎながら炊き立てご飯に合わせ酢を混ぜ合わせる作業、和えもの用に錦糸卵を作る様子など、友人夫婦は興味津々・・・

一体どこの工務店の従業員さん?

皆さんが集まった所で、手順を説明しながら、まずは私が1本作って見せました。
ビデオまで撮られちゃった、どうしよう。。。

巻きす&しゃもじもたくさん持って行ったので、各自好きな具を乗せて実際に巻いてもらいうことに。

巻きすにラップを広げ、海苔を乗せて寿司飯を薄くまんべんなく乗せ、炒りゴマをパラパラとふりかけます。
そして、寿司飯の乗った海苔を裏返します。 こういう粘りのあるお米は普段あまり使われていないので、裏返してもパラパラ落ちないことを不思議がられました。

海苔の上に具を乗せて巻き始めるところが難しい。 皆さん真剣な表情です・・・




それぞれ性格が出ておもしろかったです。
はみ出るのも構わず思いきり大胆に乗せちゃう人や、芸術的な美しさでバランスよく乗せる人、皆さん初めてなのに、なかなかお上手でしたよ♪

日本酒については夫が説明して、まずはみんなで乾杯。 ( ^^)/▽☆▽\(^^ )
一緒に来た2歳の女の子まで "Kampai!!" と自分のジュースグラスを合わせようとして、とても可愛らしかった♪

味噌汁和えもの (こちらではサラダと呼ばれてしまう) と共に、カリフォルニアロールをいただきました。
皆さん、の使い方もお上手でびっくりです!
途中からはもう面倒になって、手巻き寿司風にしてしまいました。

ありゃ~、忙しかったので、出来上がった寿司もテーブルの様子も、全然写真に撮ってなかった。。。
デザートに用意してくださった抹茶のアイスクリームも、とてもおいしかったです。


おじ様が日本人と結婚して日本に帰化していらっしゃる方や、お兄さんが仕事で現在日本に住んでいる方などもいらして、言うなれば親日派の方ばかり。
生のマグロにも、全く抵抗ない様子でした。


日本の文化に興味を持ってくださるのは、とてもうれしく有難いことです。
同時に、私という人間を通して 「日本人ってこんな感じ」 と判断されてしまうかもしれないので、ちょっぴり荷が重い。。。

取り繕ったり身構えても仕方ないので、自然体でいきますけれどね。
明るく誠実に心を込めて、謙虚に感謝の気持ちを忘れずに・・・大抵はこれでOKだと思います。

皆さんとても喜んでくださったので、お次は天ぷら講習会になりそうな気配で~す。


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2015年2月18日水曜日

G線は使わないのに 「G線上のアリア」

バレンタインデーの翌日、バロック音楽特集のコンサートに出演しました。

目玉は、ブログの こちら と こちら にしつこく書いた、ヴィヴァルディ「四季」 です。
今回はプロのソリストは頼まず、私たちのコンサートマスターが華麗なソロをご披露!
そして、指揮者がチェンバロ (電子ピアノですが) を弾きながら、時々指揮もしました。

出演者がいつもより少ない家庭的 (?) なコンサートも、なかなか良いものです。
コンサートマスターは文句なしの素晴らしいソロで、私たちも後ろでうっとり♪


最初の曲は、ヨハン・セバスティアン・バッハ Johann Sebastian Bach 作曲の管弦楽組曲第3番でした。
・・・と言われても、どんな曲だかピンとこないですよね。

序曲 (オーヴァーチュア Overture) は堂々と明るく始まり、中間部はファーストヴァイオリン殺しの超速となります。 休みなく16分音符が続き、指がつってしまいそう・・・
あっ、息をするのを忘れてた!と数人が口を揃えたほど、集中力が必要です。 (◎_◎;)

バッハの管弦楽組曲は全部で4曲あり、序曲は全部、緩-急-緩という展開がお約束。
第3番は序曲の後、アリア Airガヴォット Gavotteブーレ Bourréeジーグ Gigue と続きます。


序曲の次は、聴いているだけで心が安らぎ、穏やかな優しさに包みこまれるような、あの有名な 「G線上のアリア」 です。 上の動画では、7分36秒あたりから始まります。

この曲、元々はただの 「アリア Air というタイトルなのです。
(「空気」 の air と同じスペル、同じ発音でエアと読みます。 イタリア語では Aria で、メロディーが美しく叙情的な独唱曲、またはそれを連想させるような曲のことです。)

ずっと後の1871年に、ピアノ伴奏のみでヴァイオリンが独奏できるようにと、ヴァイオリニスト、アウグスト・ウィルヘルミ August Wilhelmj がこれを編曲しました。
その独奏版は、ヴァイオリンの最低音の弦であるG線1本だけで弾けてしまうため、 「G線上のアリア」 として親しまれるようになったわけです。

とは言え、G線だけで高音まで美しく弾くには、鋭い音感もテクニックも必要。
私などが弾くと、まるで首を絞められている鶏のようで、人にお聞かせすることはできません。

注) ヴァイオリンには、低いほう (太いほう) から順にG線 (ソ)、D線 (レ)、A線 (ラ)、E線 (ミ) の4本の弦があり、ドイツ音名でゲー線、デー線、アー線、エー線と呼びます。
けれどもこの曲に限っては、一般的には英語式に 「ジー線上のアリア Air on the G String と読みます。

原曲のオーケストラ版の 「アリア Air はニ長調で、実はヴァイオリンのG線は全く使いません。
それなのに 「G線上のアリア」 って、何だか変ですよね~


ヴァイオリンの独奏も、原曲のニ長調のままで演奏されることも多いですが、アウグスト・ウィルヘルミバージョンはハ長調に編曲され、オクターブ+1音下げてあります。

全部載せるのはまずいかな・・・?ちらっとお見せします。

オーケストラ版が天使のように清らかな女性の歌声みたいに聞こえるのに対し、ソロ版は何でも許してくれそうな包容力のある大人の男性のイメージかな。



イギリスのロックバンド、プロコル・ハルム Procol Harum のデビュー曲 「青い影 A Whiter Shade of Pale のベースラインやメロディーにも、この曲のエッセンスが詰まっていると言われています。
 「G線上のアリア」 と 「青い影」 、私が先に耳にしたのはどちらだったか覚えていませんが、両方とも大好き♪

そして、「青い影」 はユーミンなどにも多大な影響を与えています。
やはりバッハは音楽の父なのですね~

なお、アリアに続くガヴォットは、スズキ・メソードのヴァイオリン教本第3巻に載っているため、日本ではもちろん、アメリカの多くのリトル・ヴァイオリニストたちにも親しまれている曲です。
(私は息子に数年遅れて習い始めたので、これを弾いた時は既にアラフォーでしたが・・・)

客席で聴いていた夫も、まだ幼かった息子が弾いていたのを思い出して、とても懐かしがっていました。
耳にする機会の多いバロック音楽はお客様ウケもよく、演奏する側にとっても楽しいコンサートでした♪


ヨーロッパで、王侯貴族やキリスト教会のもとで栄えたバロック音楽。
日本では江戸時代の前半にあたり、鎖国していた時期です。

その頃の音楽と言えば、三味線による地歌箏曲浄瑠璃ぐらいで、ヨーロッパに比べると地味な印象。。。
舶来もの好きだった織田信長が、もし本能寺で殺されていなかったら、日本の音楽史もかなり変わっていたかもしれませんね~


★2月15日のコンサートのプログラム★

     Orchestral Overture (Suite) No.3 in D major, BWV 1068
       管弦楽組曲第3番  (Johann Sebastian Bach)
       
     The Four Seasons, Op. 8
       ヴァイオリン協奏曲集 「和声と創意への試み」 より第1番~第4番 「四季」 (Antonio Vivaldi)
 
       Concerto No. 1 in E major,  "La primavera" (Spring)
        1. Allegro
        2. Largo e pianissimo sempre
        3. Allegro pastorale
       Concerto No. 2 in G minor,  "L'estate" (Summer)
        1. Allegro non molto
        2. Adagio e piano – Presto e forte
        3. Presto
       Concerto No. 3 in F major,  "L'autunno" (Autumn)
        1. Allegro
        2. Adagio molto
        3. Allegro
       Concerto No. 4 in F minor,  "L'inverno" (Winter)
        1. Allegro non molto
        2. Largo
        3. Allegro
       
        INTERMISSION

     Canon in D major from Canon and Gigue パッヘルベルのカノン (Johann Pachelbel)

     Overture and Allegro from La Sultane 「スルタン妃」 より序曲とアレグロ (François Couperin

     Adagio in G minor アルビノーニのアダージョ (Tomaso Albinoni

     Concerto Grosso in D major コンチェルト・グロッソニ長調 (Dominico Scarlatti)


「四季」 のソネットをここに載せようと思いましたが、長くなりすぎるので別記事に。
こちら も、ちらっとお読みいただければうれしいです。


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ヴィヴァルディ 「四季」 のソネット

他の記事が長くなってしまいますので、ヴィヴァルディ「四季」 に付いているソネット原語 (イタリア語) と、今回のコンサートで使用したヴァイオリン譜に載っている英語訳、家にある楽譜に書かれている日本語訳 (訳者の記載なし) を、別記事としてここに掲載します。

原語のソネットは、イタリア語のウィキペディアからの転載です。
文法が違うため、イタリア語、英語、日本語は必ずしも対訳になっているわけではありません。


こちらの記事でも少し触れましたが、ソネット Sonnet は14行からなるヨーロッパの定型詩で、ルネサンス期にイタリアで始まりました。 韻を踏むのが特徴です。
イタリア語の各行の最後の単語を比較すると、よくわかりますね。

このソネットがヴィヴァルディ本人によるものかどうかは、定かではないそうです。
曲にぴったり合っているので、きっと彼自身が書いたのだろうと信じたいですが・・・

こんなもの誰も読まないかな~と思いながらも、演奏した記念にまとめて記録しておきます。
イタリア語英語日本語の3ヶ国語で 「四季」 のソネットを比較しているサイトはみつからなかったので、どなたかのお役に立つかもねっ♪



         “La primavera Spring 春”

        <Allegro>

      Giunt' è la Primavera e festosetti
        Spring has arrived merrily
          春がやってきた。
      La Salutan gl' Augei con lieto canto,
        the birds hail her with happy song
          小鳥たちは嬉しそうに歌って、春に挨拶する。
      E i fonti allo Spirar de' Zeffiretti
        and, meanwhile, at the breath of the Zephyrs,
          泉はそよ風に合わせて、
      Con dolce mormorio Scorrono intanto:
        the streams flow with a sweet murmur:
          やさしくささやきながら流れ出す。
      Vengon' coprendo l'aer di nero amanto
        thunder and lightning, chosen to proclaim her,
          やがて空は暗くなり、
      E Lampi, e tuoni ad annuntiarla eletti
        come covering the sky with a black mantle, 
          稲妻と雷鳴が襲ってくる。
      Indi tacendo questi, gl' Augelletti
        and then, when these fall silent, the little birds
          嵐が静まると、小鳥たちは再び
      Tornan di nuovo al lor canoro incanto:
        return once more to their melodious incantation:
          うれしそうに歌い出す。

        <Largo>

      E quindi sul fiorito ameno prato

        and so, on the pleasant, flowery meadow,
           花ざかりの美しい牧場では
      Al caro mormorio di fronde e piante
        to the welcome murmuring of fronds and trees,
          木々の葉がやさしくざわめき、
      Dorme 'l Caprar col fido can' à lato.
        the goatherd sleeps with his trusty dog beside him.
          羊飼いは忠実な犬をかたわらに眠っている。

        <Allegro>

      Di pastoral Zampogna al suon festante

        To the festive sound of a shepherd's bagpipe,
          牧歌的な牧笛の陽気な調べに合わせて
      Danzan Ninfe e Pastor nel tetto amato
        nymphs and shepherds dance beneath the beloved roof
          ニンフと羊飼いは踊る、
      Di primavera all'apparir brillante.
        at the joyful appearance of spring.
          輝くばかりの装いの春の中に。


         “L'estate Summer 夏”

        <Allegro non molto>

      Sotto dura stagion dal sole accesa
        Beneath the harsh season inflamed by the sun,
          太陽が焼けつくように照るこの厳しい季節に、
      Langue l’huom, langue ‘l gregge, ed arde ‘l pino,
        Man languishes, the flock languishes, and the pine tree burns;
          人も家畜も元気を失い、松の木さえも暑がっている。
      Scioglie il cucco la voce, e tosto intesa
        the cuckoo unleashes its voice and, as soon as it is heard,
          かっこうが鳴き始め、そしてしきりに
      Canta la tortorella e ‘l gardellino.
        the turtle dove sings and the goldfinch too.
          山鳩とごしきひわが歌う。
      Zeffiro dolce spira, ma contesa
        Sweet Zephyrus blows, but Boreas suddenly
          やさしいそよ風を追い払って、
      Muove Borea improvviso al suo vicino;
        opens a dispute with his neighbour,
          突然に北風が襲いかかる。
      E piange il Pastorel, perché sospesa
        and the shepherd weeps, for the fears
          羊飼いは泣く。 荒れ狂う嵐の恐怖と、
      Teme fiera borasca, e ‘l suo destino;
        a fierce storm looming - and his destiny;
          自分の不運に怖れおののいて。

        <Adagio>

      Toglie alle membra lasse il suo riposo
        The fear of lightning and fierce thunder
          羊飼いは疲れたからだを休めることもできない。
      Il timore de’ lampi, e tuoni fieri
        and the furious swarm of flies and blowflies
          稲妻とはげしい雷鳴、
      E de mosche, e mosconi il stuol furioso:
        deprives his weary limbs of repose.
          そして蚊や蝿の怒り狂う群れにおびやかされて。

        <Presto>

      Ah che pur troppo i suoi timor sono veri
        Oh alas! his fears are only too true.
          ああ、彼が恐れていたとおりになった。
      Tuona e fulmina il cielo grandinoso
        The sky thunders, flares, and with hailstones
          空は稲妻、雷鳴、はては雹や霰まで降らせ、
      Tronca il capo alle spiche e a’ grani alteri.
        severs the heads of the proud grain crops.
          熟した果物や穀物の穂をみなたたきつぶす。


         “L'autunno Autumn 秋”

        <Allegro>

      Celebra il Vilanel con balli e Canti
        The preasant celebrates in dance and song
          村人たちは踊りと歌で
      Del felice raccolto il bel piacere
        the sweet pleasure of the rich harvest
          恵まれた収穫を喜び祝う。
      E del liquor di Bacco accesi tanti
        and, fired by Bacchus' liquor,
          バッカスの酒のおかげでこんなにわき立ち、
      Finiscono col Sonno il lor godere
        many end their enjoyment in slumber.
          みんな眠りこけるまで楽しむ。

        <Adagio>

      Fa' ch' ogn' uno tralasci e balli e canti
        The air, which, fresher now, lends contentment,
          一同が踊りと歌をやめたあとには
      L' aria che temperata dà piacere,
        and the season which invites so many
          秋の穏やかな空気がこころよい。
      E la Staggion ch' invita tanti e tanti
        to the great pleasure of the sweetest slumber,
          そしてこの季節はあまい眠りで、
      D' un dolcissimo sonno al bel godere.
        make each one abandon dance and song.
          すべての者を気持ちの良い憩いへと誘う。

        <Allegro>

      I cacciator alla nov'alba à caccia
        At the new dawn the hunters set out on the hunt
          夜明けになると、狩人たちは狩りに出かける、
      Con corni, Schioppi, e cani escono fuore
        with horns, guns and dogs.
          角笛と鉄砲を持ち、猟犬たちを連れて。
      Fugge la belva, e Seguono la traccia;
        The wild beast flees, and they follow its track;
          けものはすでにおびえ、騒がしい。
      Già Sbigottita, e lassa al gran rumore
        already bewildered, and wearied by the great noise
          鉄砲の音と犬の声に
      De' Schioppi e cani, ferita minaccia
        of the guns and dogs, wounded,
          疲れ果て傷つき、おののいている。
      Languida di fuggir, mà oppressa muore.
        it threatens weakly to escape, but, overwhelmed, dies.
          もはや逃げる力もなく、追い詰められて倒れる。


         “L'inverno Winter 冬”

        <Allegro non molto>

      Agghiacciato tremar tra nevi algenti
        To shiver, frozen, amid icy snows,
          冷たい雪の中の凍りつくような寒さ。
      Al Severo Spirar d'orrido Vento,
        at the harsh wind's chill breath;
          吹きすさぶ荒々しい風の中を行く。
      Correr battendo i piedi ogni momento;
        to run, stamping one's feet at every moment;
          絶え間なく足踏みしながら走り、
      E pel Soverchio gel batter i denti;
        with one's teeth chattering on account of the excessive cold;
          あまりの寒さに歯の根が合わない。

        <Largo>

      Passar al foco i dì quieti e contenti
        to pass the days of days of calm and contentment by the fireside
          炉端で静かに満ち足りた日々を送り、
      Mentre la pioggia fuor bagna ben cento
        while the rain outside drenches a hundred others;
          その間、外では雨が万物をうるおす。

        <Allegro>

      Caminar sopra il ghiaccio, e a passo lento
        to walk on the ice, and with slow steps
          ゆっくりとした足取りで氷の上を歩く。
      Per timor di cader girsene intenti;
        to move about cautiously for fear or falling;
          転ばないように注意深く進んでゆく。
      Gir forte Sdrucciolar, cader a terra
        to go fast, slip, fall to the ground;
          乱暴に歩いて、すべって倒れる。    
      Di nuovo ir sopra'l ghiaccio e correr forte
        to go on the ice again and run fast
          また起き上がって、氷の上を激しい勢いで走る。
      Sin ch'il ghiaccio si rompe, e si disserra;
        until the ice cracks and breaks open;
          氷が砕け、裂け目ができるほど激しく。
      Sentir uscir dalle ferrate porte
        to hear, as they sally forth through the iron-clad gates,
          閉ざされた扉の外に出て、
      Scirocco, Borea, e tutti i venti in guerra
        Sirocco, Boreas, and all the winds at war.
          南風、北風、あらゆる風が戦っているのを聴く。
      Quest'è'l verno, ma tal, che gioia apporte.
        This is winter, but of a kind to bring joy.
          これが冬なのだ。 でも、何という喜びをもたらすのだろう。



ミネソタの冬がどんなに長くても、やはり四季がある国に住めるのは幸せだと思っています。
春の喜びは、厳しい冬があるからこそです。
常夏の国も魅力的ですが、ずっといると飽きてしまいそう・・・


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2015年2月15日日曜日

愛がいっぱい! ハートのクッキーと生チョコ

今年、バレンタインデー用に作ったお菓子です。

まずはハートのクッキー
ボリュームたっぷりですので、個別に包装して日本の友チョコみたいに配りました。
「義理」 ではなく、 「感謝」 を込めてプレゼントするアメリカの習慣に従います。


ウィルトン Wilton 製のハート型にクッキー種を入れて焼きました。
ノンスティック加工ですので、下処理なしでOKなのがうれしい♪


実は、小麦粉の重さを量るのをうっかり忘れて、直接生地に入れてしまった。。。
(アメリカの all purpose flour の袋には pre-sifted と書いてあり、ふるわなくて良いようですので)

でも、いい感じに焼けてよかったわ・・・
レシピを、最後に載せます。


去年も作った生チョコにまた挑戦。
レシピはこちら ⇒ 目指せ!ロイズの生チョコ

今年は去年の倍量で作って、21センチの角型に流し固めました。
チョコレートを細かく刻む作業だけが少し大変ですが、材料も作り方もいたってシンプル。
バターも蜂蜜も使いません。

48個に切って、夫にはもちろん、お世話になっているご近所さんたちにもプレゼントしました。


生チョコって、要するにトリュフの中身だけ・・・みたいな感じで、違いは四角いか丸いかだけなのかな?
日本ではめずらしくもないけれど、こういう生チョコはアメリカでは見かけません。
この口溶けの良さ、皆さんに感激されます。

夫は、トリュフをプレゼントしてくれたよ~
ホワイトデーはアメリカにはないので、日本と反対で、バレンタインデーは男性から女性へ貢ぎ物をする日 (笑)
バラの花やジュエリーなどが定番かも。 カップルのために、特別なディナーを用意するレストランも多いです。
友人同士ではちょっとしたプレゼントの交換があっても、職場などで配る義理チョコはありません。

町で唯一のチョコレート専門店では、おいしくて見かけもかわいいたくさんの種類のチョコの他、気のきいたギフトも売っています。
すごく混んでいたみたい・・・


そんなわけで、家はチョコだらけ。 少しずつ楽しむことにしましょう。

今日はこれから、コンサートの本番。・・・行ってきま~す♪


ハートのクッキー (縦10cm、横9cmのハート6個分) 

材料 
  バター  アメリカの1スティック (113g ) 
  グラニュー糖 (または上白糖)  70g
  卵 (M)  1個
  All purpose flour (または薄力粉)  135g
  レモン汁   小さじ1
  
作り方
 1) ボウルにバターを入れて柔らかくし、グラニュー糖、卵の順に加えて、その都度よく混ぜる。
 2) レモン汁も加える。 すりおろしたレモンの皮の黄色い部分少々も加えるとベター。
 3) ふるった小麦粉を少しずつ加えて生地をひとつにまとめ、冷蔵庫で数時間冷やす。
 4) 6等分し、それぞれのハートに指で押しつけるように広げてきれいに整える。
 5) 華氏350度 (175℃) に予熱したオーブンで、少し焼き色がつくまで焼く。
   (家のオーブンでは、19分焼きました。)
 6) 焼き上がりは柔らかいので、十分に冷めてから型から取り出す。

*分量は、結構適当でもどうにかなります。 (^_^;)
  今回は小麦粉計量をし忘れたので、6等分しやすい分量になるように調節し、後から計算しました。
  この分量で作ると、ハート1個分が63gとなり、サクッ、ホロッの食感。
  固めのクッキーがお好きな方は、もう少し小麦粉を足してくださいね。


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2015年2月12日木曜日

空想の世界で、身寄りのない少女になって遊ぶ

クリスマスコンサートの後、しばらくヴァイオリンの練習をサボっていました。。。
久しぶりのコンサートが次の日曜日にあるため、今週はせっせとリハーサルに通っています。

今回はバロック音楽の特集です。
パッヘルベルのカノンアルビノーニのアダージョヴィヴァルディ「四季」 、有名な 「G線上のアリア」 を含むバッハ管弦楽組曲第3番など、かなりおいしいメニューとなっていて楽しみ♪

イタリアのヴェネツィア生まれの作曲家、アントニオ・ヴィヴァルディ Antonio Vivaldi (1678~1741) の 「四季 Le quattro stagioni (The Four Seasons)  は、日本でも大人気の曲ですね。

特に 「春が来たぜよ!」 という喜びに満ちあふれた 「春」 の第一楽章は、クラシック音楽のファンでなくても、必ず耳にしたことがあるでしょう。

そういえば、大井町駅の発車メロディーにも使われていたなあ。。。
あれを聞くといつも、電車に乗り込んでから曲の続きが延々と頭の中で流れて止まらなくなったものです。

「冬」 の第二楽章も大変に美しい曲です。
雨音を聞きながら、暖炉の傍らで穏やかな優しい時間がゆったりと流れていく情景が浮かびます。
NHKの 「みんなのうた」 で、これに歌詞をつけた 「白い道」 という歌が放送されていたっけ・・・


最もよく知られたヴィヴァルディの肖像画といえば、これ!
(これが本当にヴィヴァルディなのかどうかは、確かではないらしいですが。)


肖像画ではかつらをかぶっているのでわかりませんが、彼は 「赤毛のアン」 ならぬ 「赤毛のアントニオ」 でした。
25歳で聖職につき、ニックネームは 「赤毛の司祭  Il Prete Rosso (Red Priest だったとのこと。

肖像画をよ~く見てくださいませ! 何とフリフリのブラウスですよ~ (❤ฺ→∀←)ノ
昔の少女マンガに出てきた、やたらと細い美少年みたいな・・・ (一輪のバラもお約束でしたっけ)

そうそう、ジュリー (沢田研二さん) も、罪なほどにフリフリが似合いました。


バロック時代の作曲家であるクープランアルビノーニテレマンスカルラッティなどは、皆さん揃ってフリフリ衣装で肖像画に収まっています。
男性もこれが正装だったのでしょうが、ヴィヴァルディが一番ぴったりな感じ。

彼は生まれた時からあまり丈夫ではなかったようで、喘息の持病もあったとか。
指も細くて華奢な感じで、お袖のフリフリがぴったりです。
同じアントニオでも、アントニオ猪木さんとは正反対。。。


ところで、その頃ヴェネツィアには、孤児や捨て子を養育するためのピエタ慈善院 Ospedale della Pietà という施設がありました。
そこで音楽的才能があると見込まれた女の子たちは、慈善院の付属音楽院で指導を受けて演奏家として活躍したそう。

彼女たちのコンサートによる収入が、慈善院の運営を支える大きな柱となっていたわけです。
裕福な方々の施しだけに頼らず、自らの才能と努力でちゃんと収入を得ていた彼女たち、立派だと思います。
身寄りのない女性たちにとって、音楽のもたらす喜びは心の支えにもなっていたことでしょうね。

ピエタ慈善院
男の子たちは通常16歳になるとここを去りましたが、女性は結婚せずに一生を慈善院で過ごした方も多かったようです。

ヴィヴァルディが慈善院付属音楽院の合奏長 (後には、もっと時間の制約が少ない協奏曲長に変わった) となってから、彼女たちの合奏・合唱はますますレベルアップしたそう。
指導だけでなく、ヴィヴァルディ先生に新曲もどんどん書いてもらえたなんて、何だかうらやましくなってしまう!


レ・ヴィヴァルディアーネ Le Vivaldiane という女性だけの室内合奏団が、現在のヴェネツィアにあり、ピエタの女性演奏家さながらの衣装でコンサート活動を行っているそうです。
CDも出ています。 きっとヴィヴァルディ時代の音が、忠実に再現されているのでしょうね。



さてさて・・・
約300年前の音楽院で、ヴィヴァルディの愛弟子のひとりであったという勝手な空想に耽りながら、私も 「四季」 の練習に励んでいます♪

憧れの先生にもっともっと認めて欲しくて、人一倍頑張って練習する少女が私。 うふふ。
ここはこのポジションで弾くと弾きやすくなるよ、なんて手取り足取り教えてくださったかも。
(ヴィヴァルディは、ヴァイオリンの名手でもありました。)

指が触れるとドキドキ。。。「上手になったね」 なんてにっこりしていただくと、天にも昇る気持ちになって頬をぽっと染めるのです。 ♡o。.(✿ฺ。 ✿ฺ)ポッ
まさしく、少女マンガの世界だわね。

実際には、 「四季」 はヴィヴァルディがもう50歳近くのおじさんになっていた1725年の作品ですが、私の空想の中では、あくまでも合奏長になったばかりの若々しい彼ということで・・・

空想 (妄想?) が暴走するのは、音楽に限らず芸術大好き人間の特徴かもしれません。


「四季」 には、各楽章に作者不明のソネット (14行の詩) が付いていて、曲の情景がありありと浮かびます。
春の喜びを歌う小鳥たち、雷鳴、酔っ払って眠ってしまう人たち、歯がガチガチ言うような冬の寒さと暖炉の暖かさなど、音だけで見事に表現してしまうのは本当にすごいなと思います。

私たちヴァイオリンパートは、さえずる鳥やブンブンうるさいアブ、嵐や雨音など、色々な役割を演じています。
ミネソタの住人は、やはり厳しい 「冬」 の寒さの表現に一番長けているかもしれません。

でもソネットの最後にあるように、次にまたやってくる 「春」 を待ちわびる喜びがあるからこそ、この寒さにも耐えられるのですよね。

世界中で様々な言語が使われていますが、音楽を通じて同じイメージを共有できるのは素敵だな♪
宇宙のどこかに人間のような生命体が存在するとしたら、多分彼らにもこの曲が理解できるのではないかしらね。



おまけ これは美しい! 季節によって背景が変わり、ソリストもお召し替えする 「四季」
       ソロは、色彩豊かな音色のユリア・フィッシャー Julia Fischer さん。
       演奏がすばらしいだけでなく、おきれいな方・・・天は二物を与えちゃっていますね。
       (ヴァイオリンだけでなくピアノもお得意だそうですで、二物どころか三物か?)


       ついでに、フリフリ衣装のジュリー、動画でもお楽しみくださいませ・・・
       こんなに色気があって表現力もある歌手、今の日本の芸能界にいるかしら?
       まだ恋に憧れていた頃、大好きな歌でした♪




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