2015/03/30

手作り桜餅で花見気分

関東地方では、今頃 桜 が見頃でしょうか。
今年はソメイヨシノの起源は韓国だという新説 (?) まで飛び出して、ありゃりゃ・・・という感じ?

この辺には桜は全くありませんので、心優しい友人たちが送ってくれる桜の写真桜グッズで、花見気分を味わっています。 皆さん、ありがとう!

そしてもうひとつ・・・

桜餅も作ってみました!

関西風の道明寺も実は大好きなのですが、道明寺粉がないので自分で作るのはちょっと無理。
餅米を蒸して乾燥させ、すりつぶせば、作れないことはないようですけれど・・・

あまりにも手間がかかりそうですので、アメリカでも簡単に手に入る餅粉 sweet rice flour白玉粉の代わりに使って、子供の頃からおなじみの関東風の桜餅を作りました。


象嵌の木の葉皿は、学生の頃からの良き友人がまだ駆け出しの木工作家だった頃に作ってくれたもの。
私の大のお気に入りの器です♪
友人は今では河口湖畔に立派な工房を構え、世界的に評価される作品を続々と生み出しています。
  ⇒ 彼のサイトはこちら

こしあんは、近くに住む日本の友人がわけてくれたもの。 ああ、ありがたい・・・
 (物々交換で、出来上がった桜餅をお届けしました。)

塩漬けの桜の花は、日本から持ってきたものが残っていたので利用。
塩漬けの葉もあると最高なのですが、贅沢は言えません。


この桜餅、実はもう3回も作ってしまいました!
もちもちの皮、あんこの甘さ、桜の花の香りと塩気がほど良く混ざって、とてもおいしいです♪

使った餅粉は、スーパーで買える Bob's Red Mill ブランドのもの。
日本で作る場合には、白玉粉をお使いくださいね。


レシピを載せておきますね~ お上品なサイズで作りました。
こちらを参考にさせていただきましたが、ホットプレートが壊れているので家ではフライパンで。
水の量が少しでも多すぎるとべたべたして扱いにくいので、ご注意を・・・


関東風桜餅 (5~6個分) 

材料 
  餅粉 (sweet white rice flour)  20g
  薄力粉 (cake flour)  30g 
  砂糖  小さじ1
  塩  ひとつまみ
  水  80cc
  食紅  少々
  こしあん  60g
  塩漬けの桜の花  個数分

  
作り方
 1) ボウルに餅粉、薄力粉、砂糖、塩を入れ、水を加えて小型の泡立て器などで均一に混ぜる。
 2) 色が濃くなり過ぎないよう注意して、食紅は竹串の先にほんの少量つけ、混ぜ合わせる。
 3) ノンスティック加工のフライパンを温め、サラダ油を薄く全体に広げてから、油はふき取ってしまう。
 4) ごく弱火にし、楕円型に生地を広げる。 焼き色をつけないように注意して両面焼く。
    (表面が乾いた感じになれば良い)
 5) あんは個数分に分けて丸めておき、焼き上がった生地に乗せてくるくると包みこむ。
 6) 洗ってからしばらく水に漬けて塩抜きしておいた桜の花は、花弁を下向きにして水から取り出す。
   ペーパータオルで水気をそっと拭いて、桜餅の上に飾る。



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2015/03/25

ハイドンと11代将軍家斉

次回のコンサート (27日と29日) では、バロック音楽のヨーロッパから現代音楽のアメリカまで、客席と共に時空の旅を楽しみます。
そのうちの1曲が、オーストリア生まれのフランツ・ヨーゼフ・ハイドン Franz Joseph Haydn 作曲の交響曲第88番ト長調です。

交響曲といえば、「第九の呪い」 という恐ろしげなジンクスがあります。
ベートーヴェン、ブルックナー、マーラーなど、交響曲を第9番まで作曲したところで亡くなってしまった作曲家が多いのは、本当に不思議・・・

それに比べると、生涯で104曲もの交響曲を作ったハイドンはすごすぎます!
もちろん中には駄作もあり、ベートーヴェンなどに比べると洗練度が違いますが、色々試みた努力には拍手を送りたいな。 (^-^)//""

ハイドンは 「交響曲の父」 と呼ばれ、第94番 「驚愕」第101番 「時計」 などは、特に親しまれています。
肖像画も、何だか実直なお父さん風ではありませんか?



ところで、ハイドンの交響曲第88番が作曲されたと言われる1787年は、日本では江戸時代でした。
ちょうど、徳川家斉 (いえなり) 第11代の将軍職に就いた年です。

家斉は、徳川の歴代将軍の中ではぶっちぎりナンバーワンの精力絶倫男として有名ですね。
「オットセイ将軍」 なんていうあだ名も!

将軍となったのはまだ15歳の時ですが、それから50年間も在位し (在位期間も最長!)、大奥が大・大・大好きでした。
正室の他に、わかっているだけでも16人の側室を持っていたそう。 (40人という説も!)

もうけた子女の数は53人、55人、57人などの異なった説がありますが、とにかく多かったことは確か。
エロすぎだろう。。。
(でも、半分以上が5歳を待たずに早世してしまったらしいです・・・)


大奥にかかる諸経費や莫大な養育費などが幕府の財政を圧迫し、やがて火の車・・・
各地の大名は家斉の子供たちを養子として押しつけられたり、無理矢理嫁にとらされたりで、名誉なこととはいえ大迷惑だったようです。

ハイドン徳川家斉、同時代を生きていましたので、子沢山という共通点で結びつけてしまいましょう。
本当にハイドンにたくさん子供がいたわけではありませんが、自分が作った曲というのは、作曲家にとって我が子のようなものですもの♪
時を同じくして、西ではハイドンがせっせと曲を書きまくり、東では家斉がせっせと子作りに励んでいたというわけ。


さて、今度演奏する第88番は、モーツァルトベートーヴェンっぽい部分があちこちに出てきます。
実際には、彼らのほうがハイドンに影響されたのですけれどね。
さすが、交響曲の父です!

構成がシンプルで、メロディーもリズムもわかりやすく、初見でもどんどん弾けてしまう。
ひたすら明るく温かくで、幸福感にあふれています♪
テンポの速いところはちょっと大変ですが、演奏していても楽しい気持ちになれる曲です。

悪く言えば、何か別の作業をしながらでも快適にさらりと聞き流せてしまう曲で、一度聴いただけではあまり印象には残らないのかも・・・
つかの間の快楽でも、それはそれでOKですよね♪




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2015/03/24

氷とオコジョ

気温が20℃近くなった日もあったため、雪はほとんど消え、ぶ厚く凍っていた湖も少しずつ解けてきました。
いつもに比べ、今年はずい分早く春が来た!と喜んでいたのです。
(下の写真には写っていませんが) 白鳥カナダグースも戻ってきて鳴き声が賑やかですし・・・


去年と一昨年の今頃は、まだまだ雪が深くて大変でした。
湖の氷も5月初めまで残っていたので、釣りはどうなるのだろうかと、皆さん心配していましたっけ。

今年は早めの春到来を喜びながらも、心の底では、ミネソタの冬がこんなに甘いわけはないと、ちゃんとわかっていました。
みんなの予想通り、また寒くなって雪が降り、何だかほっとしたような・・・!?

舗装していない私道は、雪どけでドロドロになったかと思えば、また凍ってカチカチになり、どちらに落ち着くか決めかねている様子です。
運転が大変だわ~ 車もブーツも、ものすごく汚れるし。


そんな中、今年もメープルシロップ採取の準備完了♪
昼間は気温が上がり、夜は氷点下という時期が、メープルシロップ用のカエデの樹液にとっては最高なのです。
日によっては、ポタポタとかなり出てきています。

 ⇒ メープルシロップ採取についての記事はこちら


さて今日は、夫が撮った氷の写真をご紹介しますね。

12年前位に買ったオリンパスのデジカメで、新しいカメラに比べると画素数も笑っちゃうほど低いのですが、なぜか味のある (・・・と私は思う) 写真が撮れるのです。

「画素数が高い=画質が良い」 は、絶対とは言えないようですね。

例のドロドロ私道の脇に、雪どけ水が半分凍っている所をみつけ、そこの写真をたくさん撮ってきたとのこと。
作ろうと思っても作れない、不思議な模様のになっています♪





そしてこれは、近所にある古い倉庫。 アンティーク好きの夫の目には、宝物のように映るらしい。
確かに素敵ですが、住みたくはないな・・・



朝、裏口に小さなお客さんの姿を発見!
オコジョ (ermine) でした!! まるで遊んでいるように、あっちこっち走り回っていました。
全然じっとしていなかったので、あまり良い写真は撮れませんでしたが。。。


夫がアイスフィッシング用のミノー minnow (小魚) の入ったバケツを出しっぱなしにしていたらしく、それを狙っていたみたい・・・

以前、ちゃんと正面を向いている写真が撮れたことがあります。 かわゆいな~

 ⇒ こちらの記事

早く本当の春が来ますように。



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2015/03/19

セントパトリックスデーにはコンビーフ

3月17日は、アイルランドのお祭り、セントパトリックスデー (聖パトリックの日) St. Patrick's Day でしたので、去年に続き、家でパーティーを行いました。

アイルランドの血は多分混ざっていない夫が、どうしてセントパトリックスデーにやる気満々になるのかは、よくわかりません。。。
根っからのイベント好きなのでしょうね。 それとも、みんなで飲むための口実?
(去年よりお客様が多かったけれど、アイルランド系なのは実は1人だけでした・・・)


夫は朝から張り切って、スロークッカーに巨大なコンビーフ corned beef をぶち込みまして、定番のポテト、人参などと共に1日中コトコトと調理。
初めから入れた野菜は途中で取り出し、コンビーフだけさらに煮込み、キャベツはディナータイムの1時間前位に入れたようです。

セントパトリックスデーのパーティーも巨大コンビーフも初体験だった去年は、私も興味津々でした。
でも今年は、 「ええっ、またやるの?」 みたいに少し冷めた感じ・・・

見た目にかなり抵抗があるグリーンビールは、パスすることにしました。

  グリーンビールもしっかりいただいた去年の記事はこちら

他にもちょこっとグリーンの入ったものを料理して、このようなメニューでした。
ワイルドライスのサラダは、義妹が作ってくれました。


コンビーフ、皆さんパクパクとたくさん召し上がっていましたが、私は1切れで十分です。
定番のキャベツなどの野菜も、色々なスパイスの味がしみ込んで、おいしゅうございました。


去年はデザートもグリーンにこだわったっけ。
今年は、自分が食べたくなったシュークリーム cream puff にしてしまいました。

作るのはかなり久しぶり・・・プクッとふくらんでくれてよかった~♪


いただく直前に、半分にスライス。
ホイップした生クリームとカスタードクリームを混ぜたものを絞り、粉砂糖でおめかししました。
小さめなので2、3個はいけてしまい、すぐに売り切れ・・・


グリーンビールの代わりには、ワインやビール、カクテルの他、アイリッシュウイスキージェムソン JAMESON をいただきました!
ほとんどクセがなくてとても飲みやすく、ヤバいわ。。。


「マッサン」 を観ているので、本当はスコッチウイスキーが飲みたかったことは内緒・・・



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2015/03/14

クリスマスツリーから花粉が・・・!

ほとんど雪が解けてしまい、芝生の緑色も日に日に濃くなってきている今年のミネソタ。
去年も一昨年も、この時期はまだまだ雪が深かったのに、ずい分早いこと!
いや、こんなはずはない・・・と疑いながらも、みんなでポカポカ陽気を楽しんでいます。

この辺ではマスクをかけて歩いている人は一度も見たことないので、すっかり忘れていたけれど・・・
日本の友人の何人かが、花粉症に苦しんでいる真最中だそう。
そう言えば、今はスギ花粉の時期ですね。。。


そこで今日は、花粉の話題。

1月初めに起こった話なのですが、去年のクリスマスに飾ったツリー が大変なことに! ( ̄△ ̄;)
  (こちらの記事でご紹介したクリスマスツリーです。)

我が家では、クリスマスが終わっても、年が明けても、アメリカ式にツリーをしばらく飾っていました。
初めはそんなことなかったのに、しばらくしたら、周りがいつも何だかほこりっぽい。
おかしいなあと思ってよ~く見たら、ほこりではなくて花粉でしたっ!!

これが、その正体です。 きなこをまぶしたお菓子みたい・・・


ちょっと触っただけで、黄色い粉がブワ~ッ!と飛ぶのです・・・
床はこんな状態。


ミネソタに引越してきてから、生木のクリスマスツリーを毎年飾っているけれど、こんなのは初めてだわ。
真冬でも屋内は常に暖かいので、狂い咲き (?) してしまったのでしょうか。

周りの人々に尋ねたら、クリスマス前から葉がポロポロ落ちてきて困ることはあるけれど、花粉なんて聞いたことないとか・・・

ええっ、何なのよ~これ!?

やっと苦労話を分かち合えたのは、日本人の友人の1人でした。
彼女も同じ経験をしたことがあり、それ以来本物のツリーはやめたそう。
日本人は、花粉に好かれるのかしら。。。

木の種類のせいなのか、同種でも花粉のつく木とつかない木があるのか、私にはよくわかりません。
ちなみに、自分で切ってきた夫の話では、この木はスプルース Spruce (トウヒ) で、マツの仲間です。
こういうことに詳しい方が読んでいらしたら、ぜひ教えてくださいね。

オーナメントも花粉だらけになってしまい、片付ける時にはひとつひとつ拭かなくてはならず、ひどく時間がかかりました。


ツリーを処分する時もマスクで重装備して、できるだけ家の中で枝を切ってしまってから、そろりそろりと移動。
それでも、黄色い粉があちこちに飛散するのが見えました! 恐ろしや~
私は幸い、今まで花粉症の症状が出たことはありませんが、これがきっかけでついにデビューとなったりして・・・

実は、クリスマスツリー症候群という病気が本当にあるそう。
モミの木に付着しているカビが原因で、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、喉の痛み、咳といった花粉症と同じような症状が出るらしい。

楽しいはずのクリスマスが、憂鬱になってしまいますね。
プラスチックのフェイクツリーなら大丈夫でしょうが、生木にこだわる人が多いので大変です。
家の黄色い粉はカビには見えなかったので、やっぱり花粉よね。

空気がとてもきれいで広々としたミネソタですが、花粉症が全くないわけではなく、やはり春になると鼻や目のむず痒さにお悩みの方はいらっしゃいます。
でもアメリカでは、マスクなんかして出かけると、何か恐ろしい伝染病を持った人と勘違いされてしまうかも!
その点では、マスク軍団をあちこちで見かける日本のほうが楽なのかもしれません。

現在、花粉症で苦しんでいる皆様、どうぞお大事に・・・



近所のおじさん、半袖でふらりとやって来て、家の前の湖でアイスフィッシング
イエローパーチ Yellow perch というスズキの仲間が、おもしろいほどどんどん釣れるそうです。
白身の魚で、生臭さが全くなくてとてもおいしいのです。

気温は高くなってきても、湖の氷はまだ十分に厚みがあるらしい。 でもちょっと心配だな。。。




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2015/03/09

パンケーキではなくてホットケーキ

幼い頃の、セピア色の思い出・・・
父は休みの日に、妹と私を色々な所に連れて行ってくれたものです。

隣り駅だった池袋丸物 (まるぶつ) 百貨店というデパートがあり、そこの屋上がミニ遊園地みたいになっていました。
屋上でたっぷり遊んだ後 不二家レストランに寄ってホットケーキを食べる」 というのも、お決まりのコースのひとつ。 うれしくてうれしくて、心の中でスキップしながらのお出かけでした♪♪♪

不二家では、ふんわり厚みがあってバターが乗っているホットケーキに、シロップをたっぷりとかけて・・・
この世にこんなにおいしいものがあったのかと、感激しまくり状態! (子供の頃から食いしん坊だったな。)


不二家があった中2階というのがまた、子供だった私にとっては魔法っぽい不思議な空間に感じられました。
今はどうかわかりませんが、当時はエレベーターやエスカレーターは通り過ぎてしまう階だったと思います。

1階から階段をちょっとだけ上っていくと、夢の世界がこんにちは!
鼻息も荒く、階段を駆け上がっていく、幼い自分の姿が見えるようです。
      ♪c(*゚ー^)ノ*・'゚☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゚:*:・'゚☆
 (娯楽の少なかったその頃は、デパートって本当に特別な存在だったのです。)

店の入り口ではペコちゃんの人形が迎えてくれました。 季節によって服も違い、それも楽しみでしたっけ。
ボーイフレンドのポコちゃんも時々いたかな?

食券を買ってテーブルに置いておくと、お姉さんが半券だけちぎって持って行ったのも、懐かしい光景・・・
オーダーしたものが運ばれてくると、残りの半券も持って行ってしまうので、あれをどうにかして取り戻すことができたらなあと、ひそかに思ったものです。 (^_^;)


ホットケーキとペコちゃんたちの画像は、不二家レストランの公式サイトより拝借しました。

丸物百貨店は、1969年に池袋パルコ PARCO に変わってしまいました。
不二家があった中2階 (M2F) には、現在 PLAZA フライングタイガーコペンハーゲンという店があるそう。


そんなワクワクする思い出があるのに、夫と知り合ってからは、パンケーキしか作らなくなり、ホットケーキを封印してしまいました。
夫いわく、 「日本式のホットケーキは何だか変! 生地にミルクをもっとたくさん加えて薄く焼き、何枚も食べるのがアメリカ式」 ですって。

薄いと、1枚あたりのバターとシロップの使用量が増すところが、アメリカ人好みなのかも。
バターもてんこ盛りで、まるでメープルシロップの湖状態にしてしまう人が多くて恐ろしい~


そもそも、パンケーキとホットケーキの明確な違いって何なのかしら。
ホットケーキは和製英語で、日本では薄いのをパンケーキ、厚いのをホットケーキと呼ぶと解釈していますが。

今は日本でも、おしゃれなパンケーキが大人気で、専門店もたくさんできたらしい。
なぜか日本ではスパゲッティのことをパスタと呼ばないとバカにされる雰囲気になったみたいに (マカロニもラザニアもペンネも、みんなパスタなのにね~) 、ホットケーキという名称も、ちょっと時代遅れの響きになりつつあるのかな?
でも、ホットケーキミックスを使ったお菓子レシピなどは健在なので、死語にはならないですよね、多分。


話が飛びますが・・・

この前娘が来た時、久しぶりに 「魔女の宅急便」 を一緒に観ました。
キキ (うちのネコの名は、黒ネコのジジではなく、魔女のキキからいただきました) の仕事がなかなか軌道に乗らず、食事は毎日ホットケーキばかりというシーン、覚えてる?

画像はこちらから
キキもジジもうんざりした様子でしたが、私はそれ以来、ホットケーキが食べたくてたまらなくなっちゃった!

   不二家の思い出+魔女の宅急便=ミネソタでホットケーキ

・・・という公式ねっ!

今日、ついに実行いたしましたよ~ (大げさに宣言するほどのことでもないけれど。)
いつものパンケーキより牛乳の量を減らして、焼き時間もちょっと長めに。
表面にカニ穴みたいのが見えてきたら、ひっくり返します。


不二家や、ホットケーキミックスのパッケージの写真のようにはいかなかったけれど、まあまあの出来上がり?


側面が何だか違うのよね~ セルクル (底のない枠) を使うのは邪道な気がするし。


でも、いつものパンケーキよりずっと厚みがあって、ふんわりおいしいホットケーキができました♪


ああ幸せ~!
シロップも、メープルシロップにはちみつやガムシロップなど色々混ぜて、昔っぽい風味に・・・
また時々作ろうっと。


今日のレシピです。

昔ながらのホットケーキ (直径約12cm、5枚分) 

材料 
  卵 (Lサイズ)  1個
  牛乳  120cc
  サラダ油  大さじ1
  バニラエッセンス  少々
  薄力粉 (アメリカでは cake flour)  150g 
  グラニュー糖   35g
  ベーキングパウダー  小さじ1
  塩  ひとつまみ

  
作り方
 1) ボウルに卵を割りほぐす。
 2) 牛乳、サラダ油、バニラエッセンスも加えて泡立て器で均一になるように混ぜる。
 3) 薄力粉とベーキングパウダーを共にふるい、グラニュー糖、塩と共に2) のボウルに加えて混ぜる。
   (そのまま泡立て器を使ってしまって大丈夫)
 4) ノンスティック加工のフライパンを、弱めの中火にかける。
   温まったらごく弱火にし、油は使わずに、お玉に1杯ぐらいの量の生地を高めの位置から丸く落とす。
 5) 2分ほど焼き、表面にプツプツと穴が開き始めたらひっくり返す。
 6) 1分半ほど焼いて、フライパンから取り出す。

*ご家庭によって火力などが違いますので、焼き時間は焼き色を見て調節してください。


実はいつも作っている薄いパンケーキも、バターミルクを使うことで、フワフワシュワ~ッと数倍おいしくできるようになりました。
長くなってしまうので、パンケーキのレシピはまたいつか別の時に公開しますね。


おまけ 急激に春になりそう! 3月のミネソタにはあり得ないような暖かさです。
     手袋もマフラーもなしで出かけられるのが、新鮮だわ♪
     もう、半袖でお出かけの人もいるくらいです。
     一気に雪が解けると、また色々と大変なのですが・・・




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2015/03/03

アメリカでもひな祭り

今年も、娘のおひな様をリビングルームに飾りました。
26年前の初節句から毎年飾っていますが、変色や汚れも全くなく、きれいなままです。
私は、シミだの皺だの色々と増えちゃいましたが・・・

毎年ほとんど同じ写真になってしまいますけれど、しつこく載せますね。
変に現代的でもなく、やたらと古風でもないお顔が気に入っています。


このメインのおひな様の他にも、2月半ば頃からはひな祭りグッズをあちこちに飾ります。
壁にはこれ。 和紙でできています。 いつどこで買ったのか、思い出せないな。。。
外はまだまだ雪景色なので、春の色がうれしい♪


娘がまだ小さかった頃、夫が家庭教師をしていた生徒さんにいただいた、小型のおひな様です。
石膏でできていて、庶民的な感じ? コロンとした形がかわいい。


その時に一緒にいただいたカードも、大切に取ってありますよ~
ブルーの部分は扇形にくり抜かれ、着物の部分には千代紙が使われています。
真似して、自分でも作れるかもね。


おひな様ではないけれど、この時期にはこの子たちも飾ります。


これは、ネコのキキ用のおひな様♪ うさちゃんですが・・・


娘が幼稚園年少の時に作った、かなり残念なお顔のおひな様も、キティちゃんの小さな段飾りと共に・・・


今日はまだ、ひな祭りのお料理はいただいていません。
明日1日遅れで、親戚の Terra と一緒に、おひな様の形のお寿司などを作る予定なので~す♪



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2015/03/01

足跡萌え♪

この頃少し気温が上がってきて、ウォーキングしていると汗ばむほど。
雪にはっきりと残っている動物や鳥の足跡をみつけるのも、冬のウォーキングの楽しみのひとつです。

以前発見したものも含めて、写真でご紹介しますね~
何の足跡かは夫が教えてくれたので、間違っているものもあるかもしれませんが・・・

何だか蝶々みたいに見える、リス (灰色リス gray squirrel) の足跡がかわゆい♪
この写真では下から上に向かって進んでいます。


開いた二つが後ろ足、閉じた二つが前足。 こんな風に、ギャロップしているようです。


ウサギの足跡との違いは前足。
リスのようにまっすぐには並ばず、前後に開いているのです。


もっと小型の赤リス red squirrel ちゃんは、家の周りにもたくさんいます。
名前をつけようと思っても、多すぎてどれが誰だかわからない。。。


足跡も、あちこちで入り乱れています。


鹿の足跡も、よく見かけます。 の形がくっきりで、わかりやすい。


やたらとデカい足跡! ひとつひとつがずい分離れているし・・・イエティ yeti (ヒマラヤの雪男) っぽくない!?
鹿が体ごと深い雪に入ってジャンプした時のかな?と夫は言うのですが。


引きずっているのもあります。 お疲れさま。


よく見かける謎の足跡。 オコジョ ermine みたいな小さな動物だな、きっと。


これも、何だかわからない。 上のよりずっと大きなもの。
左側は、夫のスノーモービルが通った跡です。 この上を歩くと楽なので、動物たちも利用している様子。


とても小さなかわいらしいのは、ネズミか何かかな?
なぜか角ばった動きをしている。 ちょこまかした奴じゃ。。。


途中から三方向に分かれている不思議な足跡です。 一体どういうことかしら。
お主、さては分身の術を使ったな!?


これは間違いなく鳥ですね。 多分グラウス grouse


時々、雪の上で遊んだ (?) 翼の跡も見つかります。


快晴の日が続いています。 今年は雪が少なくて楽だわ~


外の気温は約12度!
暖かさそうに見えますが、実は華氏12度なので、摂氏ですとマイナス11度位 (笑)
それでも、マイナス30℃代を経験した後には、おおっ、春っぽくなってきた!と感じます。


3月に入ったとはいえ、ミネソタの本格的な春はまだまだ先ですけれどね。


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