2016年2月9日火曜日

アクシデント・・・

今日は久しぶりの快晴♪
どんなに寒くても、青空だと実際より暖かく感じるし、気分も爽快です。


次の日曜日のコンサートには、バレンタインデーにふさわしいラブソングバロック音楽を演奏するため、練習に励んでいます。

曲目のひとつが、バッハ「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲」 です。
ゲストのソリストはお招きせず、ヴァイオリンのソロはコンサートマスターが、オーボエのソロも団員が担当する予定でした。

オーボエソロのオファーを受けた団員は、それをとても名誉に感じ、張り切って8月頃から練習してきたそうなのですが。。。
何と氷の上ですべって転び、手首を痛めてしまったそう!

思わぬアクシデントのため、本番はとても無理だそうで、ひどくがっかりしています。
本当に残念・・・何と言って慰めたらよいのやら。

急きょ、コンサートマスターのご主人でもあるサックス奏者が、代わりに吹くことになりました。
以前に、この曲のソロを担当したことがあるそうで、快く引き受けてくださったようです。
オーボエとサックスではだいぶ音色が違いますが、緊急事態ですので仕方がありません。


先週の木曜日、指揮者なしで弦楽器だけの自主練がありました。
他の曲を練習した後に 「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 Concerto for Oboe and Violin, BWV 1060 」 を始めようとした時のことです。

コンサートマスターが、「は~い皆さん、次は C minor  (ハ短調) やりましょう!」 と明るく声をかけたのに、みんな、「えっ、どれよ??」 って感じ・・・

あってはならない事実が、ここで発覚!

彼女がずっと練習していたソロ用の楽譜はハ短調だったのに、私たちが受け取っていたのは D minor (ニ短調) の楽譜だったのです。  ( ̄。 ̄;)

合わせたら非常に気持ちの悪いことになり、団員全員に精神崩壊の恐れがありますので、練習は次回まで保留となりました。

ソリストがこれから転調して、あと1週間で弾きこなすのは無理というもの。
バックを務める私たちが、ハ短調の楽譜をみつけて出直しましょうということに。。。

実は、著作権切れの楽譜はネットで無料でゲットできる場合が多いのです。
この曲もすぐにみつかり、団員各自が自分のパートをプリントアウトして、週末に自宅練習することができました。


IMSLP (国際楽譜ライブラリープロジェクト International Music Score Library Project )  (または 「ペトルッチ楽譜ライブラリー Petrucci Music Library」 ) というサイトが、特におすすめ!
左上を見るとカテゴリー別に分類されているので、お目当ての楽譜が簡単に探せます。

便利な時代に、大感謝♪
少し前だったら、自分で転調して書き直さなければいけなかったかも・・・大変だったでしょうね。


なぜ二つの調性が存在するのでしょう。 紛らわしくて混乱の元じゃないの!

これは推測にすぎないようですが、バッハの原曲はニ短調だったらしいです。
バッハ自身がそれを元に 「2台のチェンバロのための協奏曲」 を編曲し、そのままではチェンバロの高音の鍵盤が足りないので、1音下げてハ短調にしたとか?

残念ながらバッハの原曲の楽譜は紛失してしまい、「2台のチェンバロのための協奏曲 ハ短調」 だけが現存していたため、後の人々が多分こうだったのだろうと想像して 「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲」 を復元したそうです。
その時に、ハ短調のままにした版と、ニ短調に戻した版の両方ができてしまったのでは?


ハプニングにちょっとドキドキしながらも、両方練習する機会を得て、みんな結構嬉しそうだったかも・・・

ニ短調は♭が1つ、ハ短調は♭が3つ。
他のパートはわかりませんが、ファーストヴァイオリンについては、1楽章はニ短調のほうが少し楽だったかな?
2楽章はゆっくりのピチカート (指で弦を弾いて音を出す奏法) 続きなので、どちらの調でも難しくはありません。

3楽章の速い部分は、ハ短調のほうがフィンガリングが楽で得した感じ♪
音色についても、私はニ短調よりハ短調のほうが好きだな~ どちらにしても、とても魅力的な曲ですが。

さて日曜日の本番、アクシデント続きの呪われた曲 (?) の出来栄えはどうなることやら?
今晩これから、指揮者と共に初めてのリハーサルがありますので、行ってきま~す!


おまけ これはハ短調バージョンです。




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8 件のコメント :

  1. 以下は、ウィスコンシンのOsseo, Rice Lake,Haywardに所在するノルウェー系の食事を中心とした料理やお菓子を提供するレストランです。パイが美味しいと書いてありますが、アメリカ人が言うのだから日本人の舌に美味しいかどうかわかりませんが。
    SAKURAさんは、お菓子がお好きなようなので。Haywardと言えば、30数年前、NHKのラジオ第2放送で放送されていたEnglish Hour(土曜に放送、日曜に再放送されていた)の司会者がこのHaywardの出身でした。ちょうどそのころ、私は、ヘイワードからそれほど遠くない(と言っても車で2時間弱)の所に留学し、ヘイワードが身近に感じられました。https://www.facebook.com/norske.nook/ 先般、ダルース、シカゴ、羽田経由による新たな私が勝手に考えた帰国のルートをお知らせしましたが、ダルースは、SAKURAさんのご自宅から車で3時間くらいですか。ブログにそちらの気温が-25度と掲載されておりましたが、ミネソタの真冬の本来の気温ですね。

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    1. 匿名さん、

      Norske Nook Restaurants and Bakery のサイト、見せていただきました。
      パイの写真、確かにとてもおいしそうですね。
      やはり、かなり甘くてカロリーも高いのかもしれませんが・・・
      アメリカによくある、これでもか!というほどフロスティングが乗ったケーキ類よりは、
      こういうパイのほうが私は好きです。

      ダルースまではファーゴより少し遠いので、ご想像通り3時間弱です。
      どこへ行くにも、移動が大変・・・
      ミネアポリスよりは近いですけれど、アメリカは広いとつくづく感じますね。

      今週はぐ~んと冷え込んで雪も降ったため、道路の状態が悪い所があり、
      夜の運転は特にドキドキします。

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  2. 匿名さまのコメント、勝手に親しみを覚えました。22年前にSt. Paul近郊で暮らしていた私たち、ウィスコンシンはSt. Croix川とMississippi川を挟んですぐお隣、ホントすぐ近くですから。I-94を走ってウィスコンシンを横切りシカゴに行きました。片道7時間、ヤオハン目指して 当時ノースウェスタン大学で研究なさっていた夫の恩師を訪ねて・・・etc.

    私は冬は家の周辺しか走れなかった。SAKURAさん どうかお気をつけて、コンサートがんばってくださいね!もう レントなのだと気づいて ちょっと焦っています。時間が経つのが早いです。

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    1. Akko さん、

      今年のイースターは3月27日と早い時期ですね。
      昨日 (2月10日) がもう Ash Wednesday でした。

      日本では全くのペーパードライバーでしたので、
      こちらに引越してから、ミネソタ州の運転免許を取るためには、
      縦列駐車などの猛特訓が必要でした (笑)
      オーケストラのリハーサルが頻繁にあるおかげで、
      真っ暗な夜道の運転も悪天候の中の運転も、次第に慣れてはきましたが、
      初めのうちは、それこそ心臓バクバクで怖くてたまりませんでした。。。

      St. Paul からですと、(アメリカの感覚では) シカゴもまあまあ近いですね。
      飛行機の乗り継ぎでしか寄ったことがないのですが・・・

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  3. 私も、がんばってミネソタの運転免許を取得しました。筋金入りのペーパードライバーなので夫に指導してもらってやはり縦列駐車を練習し、試験場がアノカの方で遠かったから連れていってもらって。失効してしまったけれど ミネソタの運転免許とマニュアルは宝物としてしまってあります。フリーウェイをSt. Paulの町に向かって走っていたなんて、今考えると無謀だった! 日本に戻ってからは ペーパードライバーです。
    日本はこの週末は 春一番が吹き 20℃を超えるところもあるという予報、花粉もブンブン飛びそうですよ。

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    1. Akko さん、

      まだ日本に住んでいた頃、夏休みだけこちらに来た時は国際免許で・・・
      日本ではほとんど運転の経験がなかったので、右側通行については抵抗なく、
      かえって良かったのかもしれません。

      免許を取った時に乗っていた家の車、結構大型だったので、
      縦列駐車はギリギリじゃないと停められなくて大変でした!
      田舎道は運転できても、Twin Cities の辺りは私には無理・・・
      Akko さんはそこを飛ばしていたなんて、すごいですね~
      気温が20℃とは、本当に別世界です。 花粉にお気をつけて。

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  4. おはようございます。
    空をみる限りコロラドみたいです。。雲がないと直射日光をじかに感じるので暖かに感じさせられますね!

    アウチ〜!団員の方,手首を痛めてしまうなんて。。。それも8月から準備してたのに。。何と言う災難でしょう!ハ短調とニ短調、♭の違い、,実際同じ曲を演奏したらどうなってたんでしょうね。。変化のあるメロディーに返って新鮮な感覚が芽生えたかもしれません。。汗 滑って転ばないでくださいね!

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    1. ねこちゃんさん、

      コロラドもこんな感じの空なのですね。
      今日も一昨日と同じく快晴ですが、Windchill は-34℃ですって!
      夜はまたリハーサルがあるので、出かけなくてはなりません。
      もしもの事故に備えて、車にスリーピングバッグなど入れておいた方がいいかも?

      オーボエ奏者の怪我により、ヴァイオリンとサックス、ご夫婦でデュエットということになりました。
      お二人とも仲睦まじく、とても楽しそう♪ 羨ましい光景です。
      本番当日に調性の違いが判明されたのではなくて、良かったです (汗;)

      昨日も練習場所の駐車場がカチンカチンに凍っていたので、
      ミネソタステップというのを教わりました。 小股でチョコチョコが秘訣だそう♪

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