2017年12月16日土曜日

大人の心の中に住む子供の部分

クリスマスコンサートも無事に終わり、あとはクリスマスの集まりまでちょっと一息・・・
今回は、毎年演奏する典型的なクリスマス音楽の他に、新しい試みがありました。

アニメーション "The Snowman スノーマン" を舞台後方のスクリーンに映しながら、それにぴったりと合わせての演奏でした♪
これは「さむがりやのサンタ」でおなじみの、イギリスのイラストレーター、レイモンド・ブリッグズ Raymond Briggs 原作の絵本を映像化した、1982年の作品です。

少年と、彼が作ったゆきだるまが共に過ごした一晩を描いた、心温まる物語。
お時間があれば、下の動画でぜひお楽しみくださいね。


団員は 、この YouTube の映像に合わせて自宅練習しましたが、本番では後ろのスクリーンを見るわけにはいきません。
テンポの変化、微妙な間の取り方などは指揮者に任せるしかなく、リハーサルの時は演奏のほうが先に行きすぎて途中からやり直したり、なかなか大変でした。

それでも本番では、暗い部屋の電気のスイッチをつけるシーンや、オルゴールが鳴り始めるシーンなど、すべて映像とぴったりだったようです。

「団員からはスクリーンが見えないのにどうして?」と観客に不思議がられたほど・・・
優秀な指揮者のおかげで~す♪


セリフは一切なく、映像と音楽がすべてを語るアニメなのですが、我が家の子供たちもこれが大好きでよく夢中で観ていましたっけ。
そこで交わされている会話など、自分の好きなように想像できるのがいいですよね。
どぎつい原色が多いアメリカのアニメと違って、優しく淡い色合いが私もお気に入りでした。

特にゆきだるまと男の子が空を飛ぶクライマックスシーンは、大ヒットした "Walking in the Air" のメロディーと共に、とても懐かしく、今でもなんだか涙ぐんでしまいます。


幼かった我が子の表情と共に、無邪気に「いつか空を飛んでみたいな」と願っていた、子供の頃の自分自身のことまで思い出し、ちょっと切なくなるからでしょうか。

空を飛び回る楽しいシーンのはずなのに、このメロディーは哀愁を帯びた短調です。
夢のような時間には必ず終わりがあることを、暗示しているかのよう・・・

この部分は、私たちのコンサートマスターのお子さんが歌ってくれました。
澄み切ったボーイソプラノは、このシーンにぴったりでした。

下の動画はショートバージョンで、空を飛ぶシーンだけ切り取ったものです。


しばらく空を飛んで地上に降り、暗い森の中を歩いていくと、たくさんのゆきだるまとサンタクロースが笑顔で迎えてくれます。
陽気なダンスと宴の後に、サンタが男の子にプレゼントしてくれたのは、青いマフラーでした。


お別れの挨拶の後、また一緒に空を飛んで、無事に家にたどり着いたのですが・・・
翌朝目覚めて外に駆け出して行った男の子は、ゆきだるまがすっかりとけてしまっているのを見つけます。

これを客席で見ていた子供たちにとっても、結構ショックだったのではと心配になってしまいました。
あれは全部夢だったの?
でも、サンタにプレゼントされた青いマフラーはちゃんと手元に!
ただの夢ではなかったのですね!!

それに、短調だった "Walking in the Air" のメロディーは、最後の最後で明るい長調に変化して静かに終わるのです。

客席には、子供たちだけではなく、「昔は子供だった」大人たちがいっぱいでした。
こういう物語は、誰の心の中にも住み続ける「子供」の部分を優しく揺さぶり起こしてくれるようですね。
とても好評だったようで、よかったです。

特にこの辺のような田舎では、東京などの大都会よりずっと多くの大人が、夢中になれるものを子供の頃の気持ちのまま持ち続けている気がします。

変に大人ぶって、自分の中の「子供」の部分を否定したり無視してしまう人もいるけれど・・・
楽しい思い出だけではなく、消しゴムで消してしまいたいような出来事もあるけれど・・・
今の自分があるのは、その子がいたおかげです。大切にしなくてはね。


ところで、コンサートで団員が着た ugly Christmas sweater ですが、私のは可愛すぎて残念ながら賞を逃しちゃった。。。

1等賞に輝いたのは、これに近い感じのグリーンのセーターでした。
やはり男性団員が着るとアグリーさが倍増で、とてもかないませんわ。


みんなそれぞれ工夫して、とても楽しかったです。
これだって、皆さんの心の中の「子供」の部分を喜ばせてくれる企画だったのかもね!

家にあるクリスマスの飾りでも、 The Snowman の世界を再現してみました♪


♪12月12日 クリスマスコンサートのプログラム♪

     ”The Snowman" movie and music (Howard Blake)

           Intermission
     
     White Christmas (Irving Berlin)
     Have Yourself a Merry Little Christmas (Hugh Martin / Ralph Blane, arr. by John Whitney)
     Sleigh Ride (Leroy Anderson)
     Christmas Festival (Leroy Anderson)
     Frosty the Snowman (Steve nelson / Jack Rollins, arr. by John Moss)     
     Christmas Sing-along (Traditional, arr. by Bob Cerulli)


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2017年12月10日日曜日

チャーリー・ブラウンのクリスマスツリー Charlie Brown Christmas Tree ってとういう意味?

今年も、クリスマスの飾り付け完了!
夫がクリスマスツリー用の木を切りに行ったのは、朝のうちは雨、それからかなり長いこと雹(ひょう)がバラバラと降り、なんと雷まで鳴り始め、そのうちに雪が降り出したという賑やかな日でした。

何もこんな日にしなくても・・・と、私は心の中でブツブツ。。。
大きな木を運び入れると、入り口からリビングルームにかけて、こぼれた雨のしずくと針葉で大変なことに!

でも、二人で数時間かけて飾り付けを終え、すみずみまで掃除もすませると、やっぱりやってよかった~と思うのです。
家の中で森林浴しているような良い香り!!


毎年のことで面倒にも思うのですけれど、私たちも老い先短くなりつつあるので(笑)、できるうちに楽しんでおかなきゃね。

ロフトからの眺め・・・


今年は友人のひとりも、家の周りの林でクリスマスツリー用の木を切りたいとのリクエスト。
店で買うと普通は60~70ドルぐらいするようですから、どうぞどうぞ♪

どうやら、お手頃なのが見つかったようです。


友人が「大きな立派な木は必要ない、Charlie Brown Christmas Tree みたいのでいいよ」と言っていたのですが、私にはその意味がわかりませんでした。
夫にはすごくウケたようで、横で大笑い・・・

・・・・・???????

どういうこと?と尋ねたら、クリスマスツリー農園で売れ残ってしまうような不格好で粗末なツリーのことを指すのですって。


でもね、そんな木にも愛を注げば、世界でひとつのあなただけの素敵なクリスマスツリーになるの。


これは1965年に放映された、「ピーナッツ」最初のTVアニメ「チャーリー・ブラウンのクリスマス A Charlie Brown Christmasの中のシーンです。

ミネソタ生まれの漫画家チャールズ・シュルツ氏は、人々が商業主義に毒されて浮かれ騒ぎ、忙しがっている今頃の季節にちょっぴり皮肉をこめ、チャーリー・ブラウン他「ピーナッツ」のキャラクターを通して、本当に大切なものは何なのかを問いかけています。

周りの子供たちやスヌーピーがはしゃいでいる中、ひとりだけ違和感を覚えているチャーリー・ブラウン・・・君のほうが正しいね、きっと。


このアニメのおかげで、「ピーナッツ」を愛する世代のアメリカ人が Charlie Brown Christmas Tree と聞くと、頭に浮かべるのはこのようにつつましい佇まいのツリーなのですって。

Charlie Brown Christmas Tree は、なんとアマゾンでも売られています!
ライナスの毛布付き・・・音楽が鳴るものもあるようです。


商業主義に乗っ取られたクリスマスの問題点を指摘する象徴として描かれた Charlie Brown Christmas Tree なのに、こんな風に売られているのはいかがなものでしょう(笑)

でも何だかかわいいので、私も真似してみた・・・
そこら辺にたくさん生えている木の1本を家に連れ帰ったので、タダです♪
高さ40cmぐらいのミニサイズ。ちゃんと毛布もつけたよ!


これを眺めながら、クリスマスの本来の意味をもう一度考えてみることにしましょう。


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2017年12月5日火曜日

アグリークリスマスセーター Ugly Christmas sweater

1週間後にクリスマスコンサートに出演するのですが、今回の衣装は ugly Christmas sweater との指定です!

"Ugly Christmas sweater" で検索すると、画像も、それを売っているショッピングサイトもわんさか出てくるほど、 アメリカでは親しまれているものらしいです。
そう言えば親戚のクリスマスの集まりでも、甥や姪が悪趣味なタイプのクリスマス模様のセーターをわざと着て登場したことがあったっけ。

特に男性が着ていると、かなり笑えるものがたくさん!


自分で作っちゃえ!というDIYのアイディアも、色々と載っています。
でも、これは絶対着たくないな。


こんなのや、


こんなのも・・・


カップルで一緒に着るのもありよ~


こちらのサイトに載っているセーターも、思わずくすっと笑ってしまうものばかり。
 10 Best Ugly Christmas Sweaters


今まで知らなかったのですが、アメリカでは2011年に12月12日「アグリークリスマスセーターの日」と制定したのですって!

たいていのアメリカ人は、サンタやトナカイ、雪だるまなどが編み込まれた「着るのが恥ずかしい手編みセーター」を、子供の頃におばあちゃんやお母さんからプレゼントされた経験があるそう・・・
でもそんなセーターが、「ダサかわいい💛」と注目を集めるようになったらしいです。

アグリーセーターを着て集まるパーティーが開かれたり、コンテストが催されたり・・・
さすが、ジョーク好きなアメリカンですね♪

今度のコンサートでは演奏中に着るだけでなく、ステージ後ろのスクリーンにも、アグリーセーターを着た団員&楽器の写真をスライド風に流すそう・・・
一番アグリーなセーターを着た団員には、賞品も用意されているのですって!

普段親しくしている団員の間でメールが飛び交い、お互いの動向を探り合いました(笑)
私はこれよ~ん!ちょっとお上品すぎたかも・・・


ヴァイオリンに着せたのは、ワインボトル用に売られていたアグリーセーター♪
ワンコ用、ニャンコ用・・・この国ではなんでもありです。


アグリー・クリスマス・セーター、ハロウィーンの仮装に続き、そのうち日本でも定着するかもね!


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2017年11月27日月曜日

2017年 サンクスギビング

ミネソタに移住して7回目のサンクスギビングの集まりも、無事に終了しました。
今年は下の義妹一家が都合で来られなかったため、いつもよりちょっと寂しかったな。。。
その代わりに従妹夫妻が飛び入り参加で、総勢17名+ワンコ2匹!

娘を含めて泊り客もあったため、前後のメニューも考えなくてはならず、準備は結構大変・・・
いつものとおり義弟が一番長い滞在で、木曜から今朝月曜の朝までのお泊りでした。

でも、当日のメイン料理を担当してくれるのは彼ですから、みんなでヨイショしまくり!
シェフには気持ちよく料理してもらわなくちゃね。

先週は暖かい日があったので、雪はほとんど解けちゃった♪
当日もお天気にも恵まれ、少し遠くから来てくださる方の道路事情を心配せずにすんでよかったです。


今年のメインは、ローストしたハム。やたらとデカい!!


ポットラックで、色々なごちそうが集まりました。


誰が何の料理の担当かは大体決まっていて、定番になりつつあります。
義弟はハムターキードレッシング(ターキーのお腹に詰める時はスタッフィングと言いますが、別に作る時はこう呼ぶのですって)、グレービーソースまでせっせと作ってくれました。

いかにもミネソタ!という感じのワイルドライス料理、レフサ(ポテトが材料のクレープみたいなもの)、デザートのようなジェロサラダの他、ガーリックマッシュポテト、ケールとキヌアのサラダ(ヘルシー♪)、フルーツと野菜のサラダに手作りクルートン・・・
私は、今年もスイートポテトキャセロールを作りました。 → レシピはこちら

茶色っぽいものが多いサンクスギビングのメニューに色みを加えるために作ったのは、ベーコン・玉ねぎ・アスパラ・三食パプリカ・マッシュルームのソテー。
味付けはバターとガーリック、顆粒コンソメ、塩こしょうを適当に・・・ちゃちゃっとできて簡単ですよ。


おっと、肝心の七面鳥を忘れるところだった・・・少し出遅れて登場。
サンクスギビングデイは Turkey Day とも呼ばれるほどで、一番ポピュラーなメニューがこれです。


デザートの写真を撮るのを忘れてしまいましたが、「いつものチョコレートチップクッキー」と、「いつものキャロットケーキ」を、「いつもの友人」が焼いて持ってきてくれました。

定番メニューが毎年続く・・・これはみんなが健康で集まれるからこそです。
そんな幸せに心から感謝したいサンクスギビングでした。


仲良しファミリーは、おそろいの手作りスリッパ。
クマさんの足で、ちゃんと爪もついているのよ~ん♪


ワンコたちは下でおとなしくしていてくれ、ニャンコは上のロフトで思い切りくつろいでいました。
いい子たちだ・・・



無事にパーティーを終えた翌日の日曜日は、美しい朝焼け
夜中までかなり飲みましたが、二日酔いに悩まされる人もいなくてよかったです(笑)


感謝祭が終わるとあっという間にクリスマスですよ、きっと・・・
心忙しい日々が、しばらく続きそうです。


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2017年11月23日木曜日

サンクスギビングの珍客

今日は感謝祭サンクスギビングデーです。
でも今年はサンクスギビング当日ではなく、土曜日に我が家でパーティーをすることになりました。

義弟だけは今日から来ていますが、その他の泊り客は明日から。
当日だけ来る人が、ほとんどですが・・・

今週初めから少しずつ買い物、掃除、料理の準備をしています。
今日はまだ、嵐の前の静けさという感じかな。

2階で朝のコーヒーを飲んでいたら、バルコニーの手すりに珍客発見!
良いタイミングで、翼を広げているところを撮影できました。


カンムリキツツキ pileated woodpecker です。
別名は、エボシクマゲラ
体の大きさはカラスと同じぐらいですが、何だか高貴なオーラを放っていますね。

真っ赤な冠をかぶったおしゃれな鳥なので、とても目立ちます。
木をつついている時の音(ドラミング)も、カンカンカンカンと高速で遠くまでよく響いて賑やかなのです。



この前は、ふと窓の外を見たところ、鹿が家のすぐ近くまで来ていてびっくり!


バードフィーダーのエサが、すぐに空っぽになってしまうと思っていたら、あなただったのね。
上の写真にも写っていますが、リスも毎日わんさかやって来ます。 エサ代が大変よ・・・

「こんにちは、おじゃましま~す♪」


「いっただきま~す ムシャムシャ・・・」


さあ、明日からは人間様たちにおいしいエサお食事を差し上げられるように、また頑張りましょう!


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2017年11月19日日曜日

3人のシュトラウス

本番からもう1週間が経ってしまいましたが、コンサートの話の続きです。

今回のメインは、「蝶々夫人」など有名なオペラの中からの名曲でした。
ゲストにテナーの歌手をお呼びし、私たちはその伴奏です♪
歌のほうは感情に合わせてテンポが揺れるので、「あうんの呼吸」で合わせなくてはいけません。

ステージ上では「自己中」お断りですよ~ みんな全身を耳にして、真剣勝負!
指揮者が一番大変だっただろうな。。。
リハーサルは弦楽器だけで2回、オケ全体が2回、歌手と合わせたのが2回だけでした。

ヨーロッパでも活躍しているテナー歌手の J. Warren Mitchell さんと私たちの共演の様子は、ローカルのテレビ番組でもちらっと紹介されたので、貼り付けておきますね。


朗々とした素晴らしい歌声に、スタンディングオベーションを何度もいただきました。


今回は、J. Warren さんのイチオシだったらしい、リヒャルト・シュトラウス Richard Strauss の歌曲も3曲混ざっていました。
ドイツ語なので歌詞の意味はよくわかりませんが、激しい恋の歌のようです。

この3曲の楽譜は、わざわざヨーロッパから取り寄せなければならなかったとのこと。
1~2ページなのに、ちゃんと表紙がついた立派な楽譜でした。
汚したり折ったり書き込みを入れたりしないよう、皆さん宝物のように扱いましたよ。
楽譜には音楽が宿っているので、いつも大切にしていますけれどね。

私にとっては、リヒャルト・シュトラウスと聞いて最初に頭に浮かぶのは、映画「2001年宇宙の旅」の冒頭で重々しく流れた「ツァラトゥストラはかく語りき」です。
この映画、月に向かうシーンでは、ヨハン・シュトラウス2世「美しく青きドナウ」の軽やかなワルツが印象的でした。

同じシュトラウスという姓でも、親戚関係ではないとのこと。
ドイツ語圏ではよくある姓なのかしら?

「ワルツ王」と最初に呼ばれたのはヨハン・シュトラウス1世 Johann Strauss I でしたが、彼の音楽で現在一番親しまれているのは、ワルツではなくニューイヤーズコンサートで演奏される「ラデツキー行進曲」かもね~

彼の息子のヨハン・シュトラウス2世 Johann Strauss II も、音楽家としての血をしっかり受けついでいたのが明らかでした。
それでも、父は息子が音楽の道に進むことを反対し、妨害さえしたとのこと。
息子に負けてしまうことが、嫌だったのでしょうか。

結局、後には息子のほうがお父さんを超える売れっ子の音楽家になり、現在ではただ「ヨハン・シュトラウス」と言うと2世のことを指します。


「ワルツ王」の名も息子に奪われてしまったので、1世は「ワルツの父」となりましたとさ。

私たちも、2世作曲の「こうもり」「酒・女・歌」をコンサートで演奏しました。
「こうもり」はノリがよくて楽しい曲ですけれど、出だしの速い部分などが結構難しかったな・・・

2泊目がほんの少し前のめりになる感じのウインナ・ワルツにもチャレンジ!
これは日本人には難しいリズムですが、アメリカ人にとってもハードルが高いようで、ちょっと安心しました(笑)


「酒・女・歌」は、日本語にしてしまうと河島英五さんの「酒と泪と男と女」を連想させるタイトルですね(笑)
グラス1杯のワインと共に演奏したい感じの、おしゃれな曲なのですが・・・

合唱付きの歌詞は、マルティン・ルターの格言「ワインと女と歌を愛さないとは、なんと愚かな人生だろうか」を元にしているのですって!
ルター様、良いことをおっしゃる!!

私たちが演奏したのはオーケストラ版ですが、下の動画のような雰囲気でできたら素敵だな♪


たくさんの演奏曲目で、楽譜を並べ替えるのが忙しいコンサートでした・・・
実は私にとって、ヨハン・シュトラウスの曲はあまり進んで聴きたいタイプではないのですが、今回のコンサートで、以前より好きになったのが収穫です。


★11月12日のコンサートのプログラム★

     "Che gelida manina" from La Boheme (Giacomo Puccini)
     "E lucevan le stelle" from Tosca (Puccini)
     "Addio fiorito asil" from Madama Butterfly (Puccini)
     "Humming Chorus" from Madama Butterfly (Puccini)
     "E la solita storia del pastore" from L'Arlesiana (Francesco Cilea)
     L'Arlésienne Suite No. 2 (Georges Bizet)
       1. Pastorale
       2. Intermezzo
       3. Menuet
       4. Ferandole
     Agnus Dei from L'Arlésienne Suite No. 2 (Bizet) 
  
        INTERMISSION

     Fledermaus Overture (Johann Strauss, Jr.)
     Three Strauss Lieder (Richard Strauss)
       Zueignung, Op. 10, No. 1
       Ich liebe dich, Op. 37, No. 2
       Allerseelen, Op. 10, No. 8
     Wine, Women and Song (Johann Strauss, Jr.)
     Serenade from The Student Prince (Sigmund Romberg)
     "Dien ist mein ganzes Herz" from Das Land des Lacächelns (Franz Lehár)


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2017年11月15日水曜日

20年ぶりに再会した「アルルの女」

この前の日曜日は、またコンサートでした。
夏が終わると、月に一度あるコンサートの練習に励むうちに、毎年あっという間にクリスマスになってしまう感じです。

今回は、とても懐かしい曲を演奏しました♪
19世紀のフランスの作曲家、ジョルジュ・ビゼー Georges Bizet「アルルの女 (L'Arlésienne / The Woman of Arles) 第2組曲」です。

あら~、ビゼーって、若い頃は結構ナイスルッキングだったのね


「アルルの女」がなぜ特別に懐かしいかというと、私のコンサートデビュー曲だったから。

私がヴァイオリンを始めたのは遅く、37歳になってからでした。
スタートは遅かったけれど、頑張って練習を続ければ、もし生まれ変わりがあるのなら来世ではオーケストラのメンバーになれるかも(笑)・・・なんて、ひそかな野望を抱いていたのは誰にも内緒。

レッスンを受け始めてから約2年後のこと。
割と近所で活動していたアマチュア・オーケストラの練習風景を、友人に引っ張られて一緒に見学し、なぜか友人ではなく私のほうが勢いで入団してしまったのです。

胸の奥にしまっていた夢は、思いがけず今世で実現しました o(*^▽^*)o~♪

心優しい団員の皆様に温かく迎えられ、セカンドヴァイオリンの後ろのほうで、なるべく目立たないようにひっそりとスタート。
弾けない部分は、「エアギター」ならぬ「エアヴァイオリン」でごまかすことには長けていたので、邪魔だ!と怒られずにすみました。(ごめんなさい・・・)

そして翌年の5月には、さっそく定期演奏会に出演することに!
その時演奏したのが、この「アルルの女」とベートーヴェンの「田園」でした。
(他に、モーツァルトの「後宮からの逃走」序曲も。)

それが、今からちょうど20年前だったというわけです。
まだ白髪もなく、お肌も今よりはもうちょっとは艶やかで、遠くも近くも眼鏡なしでばっちり見える年頃だったなあ。。。

初心者だった私にも、「アルルの女」はそれほど難しい曲ではありませんでした。
いろんな楽器の織り成す豊かな生の音のど真ん中に我が身を置ける幸せを、しみじみと味わいましたよ♪


第1組曲と第2組曲がある「アルルの女」・・・今回も、20年前同様「第2組曲」全曲を演奏しました。
その中で一番有名なのは、フルートの旋律が美しい「メヌエット」でしょうね。
20年前はハープなしで、そのパートを弦楽器のピチカートが受け持ちましたが、今回はハープが入り、うっとり聞き惚れていました。

最後の「ファランドール」は豪華絢爛で、これも有名!
実は、人々が明るく賑やかに踊っている最中に、アルルの女への恋を成就できなかった主人公が身投げして自殺してしまうという、とんでもないストーリーなのですけれどね。。。

「ファランドール」では、20年間に弾いたセカンドヴァイオリンの1オクターブ上のメロディーを、今回はファーストヴァイオリンで担当。

20年前の自分と共演しているような、不思議な気持ちに襲われました。
日本でご一緒していたオーケストラの団員の皆さんのお顔も、懐かしく思い出します。


「アルルの女」は、オーケストラに初めてサキソフォーンが取り入れられるようになった時期の曲で、有名曲として現在まで残っている中で一番古いそうです。

サキソフォーンの芳醇な音色は、特に「メヌエット」の後半のフルートとのからみで、素晴らしい効果を発揮していると感じます。
当時としては、本当に画期的な楽器編成だったのでしょうね。


今回のコンサート、難曲にチャレンジだった10月よりずっとリラックスして参加できました。
でも、盛だくさんすぎて1度には書ききれないため、その他についてはまた日を改めて書くことにしますね~♪


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2017年11月10日金曜日

青ジソの長期保存法 / アメリカのツナ缶はまずい

ジョージア州に住む友人が、庭で採れた青ジソ(大葉)をたくさん送ってくれたのは、9月の終わりのことでした。
このシソ、送ってくれた時の状態のままでやたらと長持ちし、ついに先日1枚も無駄にせずに完食!

元々は、私がおすそ分けした日本の青ジソの種だったのです。
どういうわけか、ここミネソタではほとんど育たなかったのに、ジョージアではジャングル化して毎年勝手に生えてくるそう。

友人は、根元から切ったシソの葉を湿り気を帯びたペーパータオルに1枚ずつていねいに並べ、それを何層にも重ねてジップロックに入れた上で郵送してくれました。

そのまま冷蔵庫の野菜室に入れっぱなしで、途中でペーパーを取り替えたりもしなかったのに、1ヶ月経ってもそのままのみずみずしさでびっくり!


天ぷら、そうめんなどの薬味、大根サラダの飾り、さわやか春巻(レシピはこちら)と大活躍。
シソを使って最後に作ったのは、和風スパゲティです。


ゆでたパスタに、油をきったツナ、大根おろし、刻んだシソと海苔を乗せ、味付けは濃縮めんつゆ(薄めずそのまま)をかけるだけというシンプルなレシピは、ランチにぴったり。


実はね~、日本のものに比べるとアメリカのツナ缶はまずいの!
ほとんどのものが in water と表示されているとおり水煮で、日本のツナ缶のような風味がなく、ボソボソして魚臭い気がします。

こちらに住んでいる日本の友人は、アメリカのツナ缶には犬もそっぽを向くと言って、ネットで日本のツナ缶を注文したりしています。

スーパーで売っているツナ缶を色々試したところ、中には骨みたいのが時々じゃりじゃり入っているのもありました。
栄養豊富なのかもしれないけれど、鮭缶じゃあるまいし・・・(汗;)

そのうち StarKist Selects Solid Yellow Tuna in Extra Virgin Olive Oil というのが、水煮のものよりずっと許せるお味であることを発見!
4.5オンス(128g)入りの1缶が1.68ドルとちょっと高いけれど、毎日食べるわけではないですから。


日本のコンビニの和風ツナマヨもどきも、これを使って作ると結構イケます♪
マヨネーズは、アメリカ製のではなくて絶対キユーピーマヨネーズよね!
これにも濃縮めんつゆを少し混ぜます。

でも、近くのウォルマートで売っていたキユーピーマヨが、最近取り扱い中止になってしまってショックです・・・
アメリカのアマゾンでも人気だと聞いていたのですが、値段が高いのでこの辺ではあまり需要がなかったのかな。

調べてみたところ、キユーピーのサイトで直接オーダーしたほうがアマゾンより安く買えるようなので、次回はここでゲットしようっと。
Kewpie "Original" Mayonnaise が1本$5.99というのは、ウォルマートと大して変わらない値段です。
15ドル以上オーダーすると送料無料だそう。

アマゾンでは現在、3本で$17.79(1本あたり$5.93)ですが、25ドル以上注文しないと送料無料になりません。
(確か、送料無料にするには$49ドルもオーダーしなきゃいけない時期があったと思うけど、最近のアマゾンは弱気になったのか・・・?)

娘がおみやげに持ってきてくれて気に入った Deep-Roasted Sesame Dressing も、キユーピーのサイトでまた頼もうかな。
私のように、アメリカのド田舎に住んでいる方におすすめです!

*ちなみに、書くときは「キューピー」ではなく「キユーピー」です。
 アメリカに来てから、初めて気づきました・・・ こちらを見てね。


ミネソタの今年の11月の寒さは、1996年以来だそう!!
夕べはついに、今シーズン初めて華氏でもマイナス表示の気温になりました。
マイナス5度って大したことないように聞こえるかもしれませんが、摂氏にするとマイナス21℃です!

家の前の湖も全面的に凍り、うっすらと雪が積もっています。


暖かかった2年前の同じ日と、ずい分違うこと・・・
長い長い冬が、いよいよ始まりました。



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